福島の原子力発電所の放射能漏れ事故、
今、こうしている時も
命をかけて、修復作業に取り組んでくださっている
多くの皆様がいらっしゃること。
報道されていることだけでは、わからない、
想像も出来ないほどの大きな恐怖・不安と 戦いながら
それ以上の、使命感を持って 命を掛けて
劣悪な状況の中、 黙々と
祈りながら、作業に取り組んでくださっている
多くの皆様がいらっしゃること。
そして、地震・津波被害を受けた上に、 その上に、
まだ、放射能の危険にまでさらされて、耐えていらっしゃる
多くの被災地の皆様が、いらっしゃること。
ごめんなさい。
世界で唯一、 原爆を落とされた国。 日本。
原子爆弾が どれほど恐ろしいものか、悲惨か、
そして、 その悲劇が長く続くか、 私なりに勉強しました。
だから、私は、原子力による発電は、反対でした。
被爆国の日本が、原子力発電など 絶対いけないと思っていました。
でも、 何もしなかった。
現在、 日本中にこれほど多くの原子力発電所があることさえ
今回の地震まで、 知りませんでしたし、
考えようともしませんでした。
手が使えるのに、前に立っただけで蓋が上がる トイレも、
使用後、勝手に水が流れる トイレも、
動く歩道も、 便利すぎるオール電化も、
明るすぎる ネオンも、 ・・・・。
私は反対でした。
でも、何もしなかった。
しなかっただけでなく、
横に扉があっても自動ドアがあれば、自動ドアを通っていました。
それらが、あれば、使っていました。
手も足も使えるのに。 健康なのに。
ごめんなさい。 何もしなかったこと。
本当に ごめんなさい。