私に出来ること。 ずっと考えています。



現地に行けるようになったら、必ず行く。

行って、皆さんに笑顔を届ける。お話を聴く。側にいる。

握手する。抱きしめる。絵本など読む。お話をする。

一緒に体操をする。マッサージもする。


27日三田市で開催されたてんつくマンさん達の

 チャリティイベントに行きました。

被災地にボランティアに行くためのバスを

準備してくださっていることを聴きました。

お休みになったら、ぜひ行きます。


それから、ぜひやりたいことがあります。


家族をなくした子どもたちに、

またおじいちゃん、おばあちゃんに、

お誕生日やクリスマスなどにプレゼントを贈ること。


お顔が見えるように個人的に繋がって、

ある人にとっての特別な存在になって、

長くサポートしていきたいのです。



震災関連の番組を見ていた時、

中越地震被災者の女性の支援物資に関しての体験談に、

心がほっとあたたかくなりました。



被災後、全国から届けられた支援物資が本当に有り難かった、

元氣を頂けたとのお話の中で、



個人から届けられた支援物資のダンボール箱には、

それぞれ少しずつ本当にいろんな物が入っていてね、

まるでお楽しみ袋みたいね。と、言いながら

箱を開けていたわねえ。」と、

懐かしそうに嬉しそうにお話くださったのです。



 その様子を拝見していて、

プレゼントを開ける時のワクワク感を、

支援物資でも一緒に届けられたら嬉しいわねえ、

笑顔になっていただけたら幸せねと思いました。



そんなことを考えていて、

今回、被災して家族を失った方には、

もう家族からのプレゼントは届かないのだということに

改めて氣付かされました。


親や兄弟、家族をなくしてしまった子ども達には、

お誕生日や、クリスマスになっても、

卒業しても進学しても、

もうご家族からのプレゼントは届かない。 


また、子どもさんやお孫さんを

全員亡くされたお年寄りの方にも・・・・。



辛くなりました。切なくなりました。


せっかく生き残られたのに、これから毎年くるお誕生日ごとに

辛いさびしい思いをして欲しくない。

孤独を感じて欲しくない・・・。

成長をずっと長く見守り祝ってあげたい。

おじいちゃん、おばあちゃんに、

「ありがとう。体を大切にしてね、」と声もかけたい、と。



会ったことはなくても、

姫路から、毎年「おめでとう」ってプレゼントを贈る。

紙を添えて・・・。

自分ができる範囲で、自分の子どもや親にするように・・

心を届ける。



辛くさびしい毎日が続いていても、・・

(あと一ヶ月したら、誕生日がくる。

そうしたら姫路のおばちゃんからプレゼントが届く。

姫路のおばちゃんは、僕()のことを思ってくれている。・・)

そんな風に思ってもらえるようになったら嬉しいなと。


 自分の事を思ってくれている人がいる・・・。

この思いが、生きる勇氣になると思うのです。


私には、娘と息子、子どもはふたりだったけれど、 

福島と岩手にひとりずつ、あとふたりできたのよ、とか。


本当の祖父母、両親はもう亡くなってしまったけれど、

宮城と青森におじいちゃんとおばあちゃんができたのよ、

って言える、思えるのも幸せです。



 そして、このプレゼントのサポーターが、

私と 誰かの一組、二組だけでなく

日本中に 広がれば、繋がれればいいなと 思うのです。



そして、ゆくゆくは、今回の被災者だけでなく、

いろいろなことで家族をなくされた方にもひろげて、

日本がひとつになれれば いいなと 夢みています。




被災地に 向けて