19日土曜日 接遇マナー研修のご縁を頂いている

姫路北病院さまで

以前、私も、ドキュメンタリー映画 『4分の1の奇跡』 を、

上映させていただいた、

山元加津子さんの講演会がありました。


講演の内容は 

東日本大地震に寄せた お話に続いて


加津子さんを ずっとサポートしてくださっていた

宮ぷー(元同僚の宮田俊也)さんのお話に続きました。


宮ぷーさんは 2年前 脳幹出血でお倒れになりましたが

命の危険も乗り越え

一生、植物人間状態という医師の宣告も 乗り越え

奇跡の回復を していらっしゃる方です。


加津子さんの

『 ぜったい大丈夫!』 と信じる心が奇跡を起こし

意思伝達装置を使って

 『満月をきれいと 僕は言えるぞ 』 という

本まで、出版できる程に回復されました。


加津子さんは 宮ぷーさんがお倒れになってから

お医者様から 何を言われても 

ずっと、 大丈夫! と 信じ、

意識なく寝たきりになっていらっしゃった宮ぷーさんに、

反応はなくても、

耳は絶対聞こえている!意識は絶対ある!と、


ひたすら、 毎日 毎日

植物人間状態の宮ぷーさんの耳元で

日記を読み上げたり お話をしたり、

お昼の間、自然に開く目に、見えていないと言われても

本をみせたり 絵をみせたり

目の奥をのぞきこんだり、体操させたり  etc.

続けられたそうです。


刺激を与え、信じる力が奇跡を起こし

加津子さんの言葉に かすかにまぶたを動かして

反応を返すことが出来るようになり、

そして、今では、

車椅子に座れるようにまで回復なさいました。


そのお話の中で、加津子さんが仰いました。


意識をなくしたり、寝たきりになって反応がなくなっても

意思を伝え合う方法を、いろいろ試せば

みつかります。  伝え合える方法があります。

意思が伝えられるようになれば、

生きる希望がもてるのです。

皆、喜びがもてるのです。

私は、みんなもその方法を色々知っていると思っていたの。

同じように やっていると思っていたの。


でも、この講演をするようになって 知らない人が

たくさんいることに 気付いたの。


10年も寝たきりで何の反応もない家族のお世話をなさっている

ご家族にお会いしたときに  思ったの。


どうして、10年も寝たきりなの?

誰が悪いの?


お医者様?   いいえ。

お医者様も看護婦さんも一生懸命に命を守ってくださっている。


では、ご家族?  いいえ。

献身的に、介護を続けていらっしゃるご家族が悪いわけが無い。


だったら、誰が悪いの?   それは・・・私・・。

意思を伝達する方法をたくさん知っていたのに

それを 人に伝えてこなかった 私が悪い。


もっと早く、伝えていたら、あの方は10年も寝たきりに

ならなかったかもしれない。

ご家族も、10年も辛い思いをしながら介護を

続けなくても済んだかもしれない。


伝えなくちゃ。  自分が知っていることは。


明日、自分が倒れて 植物人間状態になってしまった時

家族に 意思を伝えられるように。

意思を伝える方法を見つけてもらえるように・・・。

 と。


そうですね。  本当に。

伝えなくちゃ。  何でも。  自分が知っていることは。

みんなと 共有しなくちゃ。

恥かしがらないで。   もったいぶらないで。


ありがとうございました。


あい☆えがおのブログ
   とってもやわらかくて可愛い加津子さまと 友人と


あい☆えがおのブログ
  加津子さまの サポートをずっとなさっている

            小林 正樹さま。

  後光が射す様に、お顔が ぴかぴか にこにこ です。

  私の大好きな入佐明美さまのご友人でもあり、 

  明美さんの、100歳の歌のリサイタルの時には
  108歳で 司会をなさる約束ができています。