十年前に仕事を辞めた後に起きた変化は
色々あったんですが、
その中のひとつに
吉本ばなな/よしもとばななさんの作品を読めるようになったことがありました。
吉本ばなな/よしもとばななさんのお名前は
小学校の国語の教科書の巻末の文豪(?)の年表でお名前を見かけてから
ずっと知っていたし、
高校でクラスメイトに勧められて一冊読んだことはあったんですが
その時は、まるでサランラップ越しに読んでいるみたいにツルツルと表面で滑っていくようで
断片的にしか頭に入って来なかったんです。
有川浩さんの作品もそうでした。
今にして思えば、
毒親のモラハラと社会の不条理に
気づかないように、気づかないように、🙈
自分に抑圧をかけて、葛藤を自覚しないようにしていたんだろうな、と
昨晩、デジタルデトックスで本棚から本を取り出して、夢中で読み返してしまって、(笑)
しみじみ思いました。(笑)
幼少期~勤め人だった頃の私は
有川浩さんの「図書館戦争」に出てくる良化委員(権威や権力に言われるがまま本や言葉を狩って恥じない人達)に
そっくりだったと思います。
仕事を辞めた年の夏に
本屋さんで平積みになっていた「キッチン」の単行本に
磁石のように引き寄せられて買ってから
図書館で借りてずいぶん読みました。
孤独で
どうしたら良いかわからない自分の感情を
とてもたくさん助けてもらい、励ましてもらい、
同時に、ある種の絶望に蹴り落としてもらいました。(笑)
とても感謝しています。(笑)
😂(笑)
適応障害から回復してきた頭で読む
昭和の空気を感じさせる描写の向こうには
占星術でいうところの土星♄の境界線を超えて
海王星♆、天王星♅、冥王星♇の領域に向き合い
恒星のエネルギーを使おうと成長する人達の
勇気と情熱を感じて
なんだか にやりと してしまいます。(笑)
お読みいただき
ありがとうございます(^^)
😌⭐✨