勘違いが人を動かす | NOW or NEVER

勘違いが人を動かす

読書ー♪
本屋で購入の本。
 
行動と経済の話の本が読みたくて。
行動は良く知ってるけど、経済との組み合わせの話が聞きたかった時に手に取ったもの。
世の中にあふれている自動的な行動の仕組みだったり、
どうしたら行動を自動的にできるかとか、
割と時間をかけて読みました。
 
大学で心理学を学んだ時に、
「行動」を科学する事業があって、
行動や言葉とのつながり、感情とのつながりをよく考えているので、
その中でも、この本は「あるある」とうなづく内容が多く、
参考になりました。
 
では恒例の、印象に残った言葉↓
 
 

○「論理」よりも「情熱」よりも「人を動かす」もの

 

○人間は自分が思っているほど自分自身のことを知らない

 

○あるテーマについて少しだけ知識がある人は、自らの専門性を過大に評価しやすい

 

○「人は自分を過信する傾向がある」とわかっていると、私たちは大局的に物事を見ることができる

 

○状況が変われば行動も変わる

 

○何かを信じ込むには、自分に嘘をつくのも効果的だ

 

○プラシーボは、何も起こさずに効果をもたらす

 

○インセンティブは偽りだが、経験は本物

 

○プライミング効果→直前に考えたことに脳が強く反応して引きずられる

 

○人は成功を自分の手柄にし、失敗を周りのせいにしがち

 

○人は、小さな手間を避けるためにならどんなことでもする

 

○人はいつもと違う何かをするのが面倒

 

○生きるか死ぬかの決断においても、小さな変化が想像以上に大きな影響をもたらす

 

○(精神的な)努力を避けようとするのは、賢く効果的な脳の戦略

 

○脳の重さは体重の2%しかないが、酸素やカロリーは全消費量の20%も消費する

 

○人間にとっての思考とは、猫にとっての水泳だ。つまり、できなくはないけど、あえてしたくはないものだ

 

○大量の情報は注意の欠乏をもたらす

 

○無意味な「たって」を付け足したほうがずっとうまくいく

 

○人は選択肢を示されるのを好むが、選択するのは好きではない

 

○「なにもしなくていい」ならそれでいい

 

○人間は一貫した選択を好む。それによって労力を節約できるから

 

○成し遂げたことが増えていくと、人はその行為をさらに続けようとする

 

○人を夢中にさせる4段階の「フック・モデル」

ステップ1ー「トリガー」を与える→ツァイガルニク効果

ステップ2ーユーザーの「アクション」が起こる

ステップ3ー変化するリワード(報酬)を与える

ステップ4ーインベストメント(投資)、または「サンクコスト」

 

○チャンスを逃すことが、むしろ依存を強める

 

○モチベーションや優先順位は変わりやすい

 

○損失回避は、あらゆる場面で観察できる

 

○人はいったん所有したものに高い価値を見出す

 

○ブランドは後悔しないための保険みたいなもの

 

○決断を左右するのは「リスク回避」

 

○私たちはたいてい後悔を過度に大きく見積もっている

 

○真に社交的な人間は、他者のために行動する

 

○「いいこと」を言う人は「いいこと」をしない

 

○積極的に他者の視点に立つことで戦略的思考は身についていく

 

○共感を通して親切な行動に気づく能力を高めている

 

○人に親切にするのは「お返し」が欲しいからではない

 

○人の脳は将来得られる報酬よりも、今、目の前にある報酬をはるかに高く評価するようにできている

 

○せっかちと先延ばしは表裏一体

 

○未来の自分と約束を交わす

 

○目標は具体的に想像するほど達成しやすくする

 

○認知バイアスには、"モノや人を自分に合うと感じさせる"効果がある

 

○注目は経験を変える

 

○フォン・レストルフ効果→他と違うものが目立つ現象

 

○自己中心的な人ほど成功しない

 

○「親しみ」と「驚き」の中間あたりに位置するのが、新商品の最適なアイディア

 

○質問をすれば、相手は頭の中で自動的に答えを探す

 

○高いと思うか安いと思うかはあなた次第

 

○報酬は、時には必要で、時には不要で、時には逆効果でさえある

 

○お金のことを考えるだけで、不正の大きなきっかけになる

 

○金銭的な罰は社会的制裁を伴って科す必要がある。