アドレナル・ファティーグ | NOW or NEVER

アドレナル・ファティーグ

読書♪
爽やかに。
 
この本は、
たまたま仕事で「アドレナル・ファティーグ」の治療をされてる方にお会いして、
当事者のお話しをたくさん聞かせていただき、
この本を紹介していただきました。
 
昔、私も甲状腺を患った時に、体のだるさが取れず、
ステロイドを処方されたことから、
副腎に問題があるのかもと調べた時に
「アドレナル・ファティーグ」が出てきて、
居住地の近くにそれを専門にした病院があったので、調べたことがあった。

なので、
当事者のお話を聞くことができて、非常に有意義な時間を過ごせました。
 
購入してからだいぶ時間が経ちましたが、
ようやく読書に時間を費やせるようになったので、読み始めました☆
 

副腎は「ストレスの線」
ありとあらゆるストレス源に対処できるようにするのが仕事
副腎ホルモンはもっと多様で、甚大で、広範。
体内の主要な生理的過程のすべてに影響を与えている
 
アドレナル・ファティーグは、ストレスが原因。
唾液検査で分かることが多い
魔法の薬は存在しないが、回復を大いに促す重要な生活習慣の変化と栄養サプリメントが存在する。
有益なものと弊害のものを完全かつ徹底的にリストアップし、
食べる時間や内容を細かく意識する。
 
自分を知ること、対応することは、何においても大事だと思った1冊でした。
 
 
 
それでは恒例の印象に残った言葉↓
 
◯副腎の目的とは、体がストレスに対処し生き延びるのを助けること
 
◯どれだけ健康に暮らせるかどうかは、副腎がどれだけよく機能するかどうかに大いに左右される
 
◯アジソン病の70%は自己免疫疾患で、残りの30%は、極度なストレスを含め、様々な原因で起こる
 
○すべてのストレスは蓄積する
 
○自分自身について客観的になればなるほど、結果はより現実に即したものになる
 
○クリームから与えられたホルモンは、血液ではなくリンパ液を通して細胞へと運ばれる。血液の濃度は変化しない
 
○自分のことは自分で守るべき
 
◯自分にできる3つのこと
1、状況を変えることができる
2、状況に合わせて自分を変えることができる
3、状況から離れることができる
 
◯生理学的リラクゼーションとは、心と体が落ち着いている時に起こる一連の特定の体内の変化
 睡眠や休養、楽しい時間を過ごすことと同じではない
 
○あまりに早くエネルギーに変換される食物は、すぐに体を疲れさせる
 
○最も栄養価の高い塩の取り方として、昆布とごま塩がある
 
○食生活に海藻と芽を豊富に取り入れる人は、たいてい健康
 
○チョコレートが無性に欲しくなるのを合図として用い、他の供給源からマグネシウムを取るのがずっと良い。
クエン酸マグネシウムが費用に対して最良
一〜二週間以内にチョコレートへの欲求は減少
 
○コーヒーは細胞内の酸化を著しく増加させ、老化を早める
 
○不健康な飲食物の安っぽい満足感を得るために犠牲にしないように
 
○生産されるコルチゾールが多いほど、ビタミンCが多く使われている
 
○アスコルビン酸とバイオフラボノイドの比率はおよそ2対1
 
○減少への適応には、増加への適応よりも二倍の時間がかかる
 
○副腎が高水準のステロイド生産を維持し、十分に回復するには、多量のビタミンEが必要
 
○パントテン酸(ビタミンB5)、ナイアシン、ビタミンB6は、副腎ホルモン代謝経路における寄与因子
 
○副腎、また体内の全細胞のエネルギーにとって、マグネシウムは点火プラグ
 
○カルシウムは、神経系を落ち着かせ、内面的な平静を作り出すのを助ける
 
○カルシウムとマグネシウムは一緒に取らない方がいい
 
○副腎が疲弊すると神経が極度に高ぶることがあり、微量ミネラルは心を落ち着かせる
 
○食物繊維は体から脂溶性の毒物を排泄する
 
○副腎機能を支え、回復を助ける最良の六種類のハーブ
・甘草→抗ストレス、軽い強壮剤、傷の治療やストレスによる腹の不調を緩和
・アシュワガンダ根と葉→適応促進薬、抗炎症(抗うつ薬や精神安定剤と併用✕)
・朝鮮人参→男性に適している。コルチゾール濃度を高める
・エゾウコギ→副腎機能を支援し回復させ、ストレス耐性を高め、代謝を正常化させ、神経伝達物質を制御。抗うつ作用をもつため、不安を和らげ、睡眠を改善し、倦怠感を弱め、興奮性を軽減し、幸福感を引き起こす
・生姜→コルチゾール濃度の調節、血圧と心拍数の正常化、脂肪の燃焼、エネルギーと代謝率の上昇、たんぱく質と脂肪酸のための消化酵素分泌の活性家を助ける。吐き気やつわり、病気の回復期に倦怠感を減らす
・イチョウの葉→フリーラジカルの生産を抑制する強力な抗酸化物、副腎・脳・肝臓がフリーラジカルの損傷から保護される。血流を良くするいくつかのフラボノイドが含まれている
 
○医師は自分が知らないものに賛成しない
 
◯甲状腺はストレスの影響に敏感なもう一つの内分泌腺

○前進は挫折に勝る。努力する価値はある
 
○欲求不満と失望は、アドレナル・ファティーグ症候群そのものの一部

○回復への道のりには、絶えず調整が必要

○低血糖症を患う人の60%が糖尿病患者になる

○アドレナル・ファティーグを患う人が絶え間なく対処すべきことは、軽度の脱水症状とナトリウムの枯渇