こんにちは。Webデザイナーをしている佐藤美咲(さとう・みさき)です。

毎日のように画像加工や素材作りをしているのですが、正直、Photoshopだけで全部やるのには限界を感じていました。細かい修正はPhotoshopが向いていますが、「とにかく雰囲気を一気に変えたい」「解像度を上げたい」みたいな作業は、もっと早く終わらせたいですよね。

そこで今回は、私が実際に仕事とプライベートの両方で使い続けているAI画像ツールを3つご紹介します。すべて無料で始められるものなので、デザイナーだけでなくSNS運用をしている方や副業で画像を作りたい方にも参考になると思います。

※なお紹介しているのは私個人の使用感であり、効果を保証するものではありません。

1つ目:写真の画風を一瞬で変えられる「image2image.ai」

まず一番使っているのが、写真をアップロードするだけで水彩風やアニメ風、油絵風など別の画風に一括変換してくれるサイトです。

以前、クライアントから「こんな雰囲気のバナーが作りたい」と水彩タッチの参考画像を提示されたことがあったんですが、写真素材をベースに watercolor 風に近づける作業をPhotoshopでやると、フィルターの重ね合わせやマスク調整だけで1時間はかかってしまいます。

そこでこのサイトを試してみたところ、変換は数秒で終わり、しかもPhotoshopで手作業していた頃より雰囲気が安定していました。プロンプトやスタイルの指定も細かくできるので、「おしゃれな水彩風に」ではなく「透明感のある淡い水彩タッチで」という要望にも寄せられます。

私が主に使っているのはこの3パターンです。

・商品写真 → イラスト風(SNS投稿用)

・風景写真 → 水彩・油絵風(ブログのアイキャッチ用)

・人物写真 → アニメ風(企画書の雰囲気作り用)

気に入ったのは、変換結果が毎回ほぼ同じ品質で出てくること。AIツールは出力がブレやすい印象があったのですが、ここは再現性が高いです。もちろん商用利用の規約は変わることがあるので、案件に使う前には毎回確認しています。

ちなみにこのサイト、画風変換だけでなくテキスト(プロンプト)から画像を無料で生成できる機能もついていて、素材が見つからないときに「◯◯の背景イメージ」などと入力するだけで候補が出てくるのも重宝しています。雰囲気作りのたたき台がほしいときに、まずここで数枚生成してから本制作に入ることも多いですね。

無料枠で十分試せるので、「画風を変えたいけど専門知識がない」という方はまず触ってみるのがおすすめです。

気になる方は画風変換サイトはこちらから。テキスト生成の機能だけ試したい方は無料の画像生成ツールはこちらです。

2つ目:画像の解像度を上げてくれる「Picture Upscaler」

2つ目は、低解像度の画像を高画質化してくれる画像拡大ツールです。

画像を「このまま使いたいのに小さすぎる…」という経験、デザイナーなら誰しもあると思います。昔の案件データや、クライアントから届く低解像度のロゴ、SNSで拾った参考画像など。そういうものをPhotoshopで拡大するとどうしてもボケてしまいますが、このツールはAIが欠けた部分を予測して補完してくれるので、拡大してもギザギザになりにくいんです。

私が一番助かっているのは、Web用に小さく作ったバナーをその後チラシにも流用したくなったとき。データを作り直す時間がなくて焦っていたのですが、拡大→微修正でなんとか納品レベルまで持っていけました。

最近は生成AIで作った画像(生成AIって意外と解像度が低いものが多いですよね)を入れて高画質化する使い方もしています。1つ目の画風変換と組み合わせると、AI生成→高画質化というワークフローが完成するので、併用するならこの2つが個人的な最強コンビです。

興味のある方は画像拡大ツールはこちらから無料で試せますよ。

3つ目:Canva(キャンバ)

3つ目は、もう紹介するまでもないかもしれませんがCanvaです。

デザイナーからすると「Canvaは素人向き」と敬遠されがちですが、私はテンプレートの下調べや、依頼前のワイヤー的なイメージ共有に重宝しています。提案資料のたたき台を10分で作れるのは本当に助かります。

画像加工の精度ではPhotoshopに軍配が上がりますが、「早さ」と「テンプレートの豊富さ」ではCanvaが勝っています。特にInstagramの投稿サイズで一括リサイズできる機能は外せませんね。

まとめ:3つのツールの役割分担

最後に私の使い分けを整理します。

・画風を一括変換したい → image2image.ai

・画像を高画質化・拡大したい → Picture Upscaler

・テンプレートで早く作りたい → Canva

大事なのは「どのツールも万能ではない」ということ。弱点を知った上で得意な部分だけ任せると、作業時間は本当に減ります。私の場合、導入前と比べて画像周りの作業時間がおおよそ半分くらいになったと感じています。

何か使ってみた感想や、他におすすめのツールがあれば、コメント欄でぜひ教えてくださいね。

ではまた次回の記事で!