290 最近~ : 回文とは関係なく、電卓のことを考えていたら思いつきました。電卓の何を考えていたのかは覚えていません。うまく収まらず、最後に「奇異さ」とつけて調整しております。くやしいところです。
289 ムコ~ : 前回からの連作ふうです。動詞終止形で文を終える形ができました。結局、目指す回文の方向性はこのようなものに落ち着くようです。
288 見たね~ : 「乏しい思慕と」がはじめにありました。その前後に当てはまる言葉はないかと探していたら、割と単純なものに行き当たりました。「妬み見たね。」も短文の回文になります。
287 まだ~ : 「大目玉を食う」でひどくしかられることを言いますね。そこから着想を得ました。「あ」や「お」はなかなか回文に使いにくいところなのですが、今回は「おお」を回文に取り込めました。全体としてはややあっさりした感がありますが。
286 夜パンティ~ : このところ真面目すぎる回文ばかりだった気がします。というわけで、だいぶ肩の力を抜いてみました。回文そのものも、内容も、悪ふざけな感じでドキドキです。ただし、半濁音「゜」を入れるというテーマが実はあります。
285 月の変わり目 : 月末と1日を題材にした連作ものの回文です。独立して披露するには少し自信がなかったもので、まとめて出しました。流れがあるので少し気に入っています。
284 和箪笥~ : 当初は「蹴落とすんだ、和箪笥と桶」と倒置法で考えていたのですが、やはり自然な文にしたいという欲求から助詞「を」を入れて平常文にしました。中央で折り返すのは好きではないのですが。。。
283 恣意的に~ : 「恣意的」が始点です。文全体の意味内容がなんとなくあいまいな感じになってしまいました。対象となる語句がないせいでしょう。自然文に近づけるためには重要な要素かもしれません。
282 再戦から~ : 以前「喫茶店」を使ったことがあります(回文59 )。なるべく似た表現は繰り返したくないのですが、同一というわけでなく、意味内容も異なるので、出してみました。
281 短文 : 「裁判員~」は最近の新聞の特集記事を眺めていたら思いつきました。「裁判官」でも良いわけですが。「泣き通し~」は「お」がうまく入りまして、けっこうお気に入りです。