春の午後、クラシック音楽を聴きながら、物思いに耽る。
最近、クラシック音楽を聴くようになった。
と、書くと、ああ、あのドラマの影響か、と思われがちだが、
実はそうではない。断固否定。
だって、あのドラマを見ていないし。
しかし、この音楽の嗜好がメディアの影響であるのは確か。
映画「敬愛なるベートーベン」に大変感動したわけで。
矢継ぎ早にCDを買い、聴き漁る日々。
映画の影響もあってか、やっぱりベートーベンが聴きやすいよう。
それにしても、クラシックを聴いていると、
小学生のころの音楽の授業を思い出す。
音楽の先生は言っていた。
「音楽を聴くと、最後にはどうあってもクラシックに行き着くものだ」と。
子どものころは「そんなはずはないだろう」と聞き流したけれど
まさか、ここへきて自分の身に起ころうとは夢にも思わなんだ。
その道を極めた人の言うことはやっぱり一理あるのだなぁ、と今更ながら感服。