本日のタイトルですが重々しいです。

自分で書いていても重い・・・。

 

でも何故書くかと言えばタイトルの通り

で実感しているからです。

 

私は不動産業ですので割合他の方よりも

早い段階で人口統計に興味を持ち00年頃

より調べておりましたので現状の様な光景

になるとは数字と文字で理解していたつも

りでした。

 

しかしコロナ後自分の身近な風景を眺める

と実感する事が多々出て来ております。

 

10年来行きつけの飲み屋の常連客が激減してお

ります。理由は単純で高齢化で街まで来るのが

大変だったり経済的な理由で来なくなった方後は

亡くなられた方・・・・。

 

政令指定都市に70年代から80年代に建てられた

ニュータウンを覗いてみれば一番簡単に現状が

理解できます。ホントに歯抜けの様に空き家が

増え続けております。

 

都心から離れた場所につくられた街が多く子供

世代が住まないのが理由です。(地域の雇用問題

も大きいですが。)

 

私が20代の頃、失われた10年と言う言葉が流行

しており(その後30年と言われますが)その理由を

考える時に一つの答えかな?と自分で思った書籍が

「デフレの正体」(著者は藻谷氏だったかな)

でした。

 

今では当たり前の事ですが当時はまだ成長出来る。

しなければいけないと強迫観念に捕らわれた時代

で作れば売れるを引きずっており需要が減少して

いる事自体に気付いていない頃でした。

 

それから数十年経過して私自身もそれなりの年齢と

なり思う事なのですが、正直「欲しいと思うモノが

ありません。」若い頃は、PC、車、オーディオ、

独り暮らし。など明確に目標がありましたが現状は

 

まったく頭に浮かびません。しいて言うならお酒と

旅行ぐらいのモノです。毎年70万人(岡山市)が

無人になる程の方々が亡くなる時代が40年までは

続くと言われている日本でその変化に順応する為に

何が必要なのか今から調べ考え実行するしかない

 

のは分かるのですが、正直暗い気持ちになって

しまいます。書き進んで行った結果愚痴みたいに

なってしまいましたね。