久方ぶりのガチ不動産ネタです。

11年ぶりに保有物件の全面塗装を年初より計画して

ようやく業者選定が終わりました。

 

見積を取りながら思う事は11年前から比べると驚くほど各

業種の費用が高騰している事です。

 

最初に足場から取ったのですが、11年前の6割アップです。

まぁ当時は建築不況でかなり値段を叩かせて頂いたので一概

に今回が高過ぎるとは言えないのですが・・・・。

 

でも一番の原因は11年前と違いもう私が不動産業界に未練

がなく拡大路線を放棄した事により単発発注と言う弱みです。

建築業界は継続して仕事を出す場合とめったに仕事を出さ

ないとではまったく価格が違うからです。

 

この当たり前のロジックが一般人から聞くリフォーム屋に

ボッタくられた。につながります。まぁ本当に暴利を貪る業者

もいますけどね。

 

工事内容は足場、塗装、防水、シーリング、鉄工、電気、大工ですが

今回初めてシーリング工事をお願いするので相見積をしなければ

相場が分からないので知人経由でお願いした業者さんの見積額

が驚きの価格でした。

 

でもお話をした瞬間にこれは「高い」だろうな。と思いました。何故なら

メチャメチャ確りしている業者だった。からです。業界アルアルなんで

すけど高過ぎで震えました。足場とシーリングだけで今回の全部の工事

をまかなえる金額でした。

 

結果当然ですが工務店に任すよりも自分で業種毎に探してきて監督

する方がめちゃくちゃ安くあがります。近隣挨拶とか道路の占有許可

とか取りにいかなきゃいけませんけどこれも安く仕上げる為です。

 

とまぁ何が言いたいかと言いますと建物も人間と同じく年齢と共に色んな

場所が悪くなり治療=修繕が必要になると言う事です。築40年以上経過

している一棟マンションを表利回り7~8%とかで買う事の恐ろしさをこの

文面で理解する事は難しいかも知れませんが結構大変なんですよ。