4月~6月にかけてチラホラと出て来ていた有力駅徒歩7分

以内一棟売り物件が最近ではまったく見なくなりました。

 

理由は「金融緩和」でしょうね。

 

まぁ株式と金と不動産にお金が回るのも仕方ないですよね。

現金のまま放置しているとお金の価値がドンドン目減りして

行くんですから本物のキャッシュリッチ達は動きますよ。

 

でもまぁ個人的にはあんな利回り7%~8%程度の築25年

オーバー物件達はいりません。なぜなら私はキャッシュリッチ

ではないからです。(泣)無借金で買える力が欲しい。

 

私が考える黒田バズーカで一番踊り狂った都市は「福岡」です。

(東京は元々高かったですしね。)11年頃は福岡市内近郊の

駅(渡辺通・薬院・平尾・呉服町・県庁・西新)徒歩10分圏内

が沢山売られてましたが、黒田金融緩和後はアッと言う間に

蒸発してしまいました。

 

当時、個人的に色々と調査して買う事を断念したのですが

その理由は異常にワンルームの家賃が安い事でした。

築25~30年落ちのUB3点式の部屋なんて徒歩5分圏内

でも家賃4万円取れてませんでした。(あんな大都市なのに)

 

セパレートの25㎡以上のお部屋でも5万円程度で利回りが

8~9%ついておりましたが、近隣に恐ろしい数の競争物件

が立ち並んでいる姿に恐怖した記憶が今蘇ります。

 

結果論で言えば、買って17年までに売ればまったく問題なし

なのですが、私がそんなに上手く逃げれたか?は神のみぞ知る

ですね。(笑)

 

そんな物件達が金融緩和後に利回り5%程度でも売れたのです

から今なお保有している方々は冷や汗モンですね。

 

無借金経営なら問題ないですが、借入MAXなんかで保有している

方はそろそろ万歳する準備しなきゃいけないでしょうね。

 

供給過多の競争激化は借り手ユーザー以外に恩恵はありませんから。