言葉は便利だけれど、厄介でもあります。

かつて美術学校の講師をしていた時に授業の中である実験を何度かしたことがあります。

どのような実験かと言えば、全員に(10~20名くらい)「林檎」を思い浮かべてくださいと言います。

それぞれの人が自分のイメージする「林檎」を思い浮かべます。

そして、一人一人にどのような林檎を思い浮かべましたかと聞くと、それぞれの人がそれぞれの「林檎」の形状を思い浮かべていて、全員がまったく同じ「林檎」を思い浮かべている訳ではありません。

形状、色、種類、林檎の置かれている状況など、かなり似通っている、ちょっと似通っている、ほとんど違う、まったく違うと言うふうに10人いれば「林檎」のそれらは、10種類です。

「十人十色」と言われているように人は一人一人に個性があり、なんであれそれぞれの受け取り方、感じ方はずべてが個人的なものなのです。

全員が同じ「林檎」を思い浮かべていたら、それはおかしなことなのです。

違っていて当たり前。

みんながみんな同じだったら、それは人ではなくロボットなのです。

 

実験対象が美術学校の生徒だったせいなのか、なかなかユニークな答えもありました。

真っ白のお皿の上に綺麗に切り分けられた林檎。

黒いテーブルの上に置かれたいくつかの青い林檎。

夕方の八百屋の店先に並べられた赤い林檎たち。

一口、齧られた林檎。

丸くて、ちょっと黄色っぽい大ぶりの林檎。

冷たい床に転がっている林檎。

などなど、実にいろんな林檎があって楽しかったです。

ちなみに私は生来が食いしん坊で食材に対して貪欲なせいなのか、日当たりの良い手入れの行き届いた林檎農園で幸せそうにタワワに実っている紅玉タイプ(紅玉はお菓子作りに最適なのです)の林檎でした。

林檎はやっぱりアップルパイが美味しい

 

このように普段、我々が当たり前に目にしている「林檎」ですら、たくさんの解釈があるのですから、少し複雑なものを説明しようとしたら大変だと思います。

「林檎」を見たことも、食べたこともない人に「林檎」を説明するのは大変だと思います。

「海」や「雪」を知らない人にこれらを説明し、理解してもらうことは至難の技でしょう。

で、何が言いたいかと言うと、冒頭に記したのですが、人間同士の説明は「言葉」が媒体です。大して問題にならない個体の説明であればさほどに問題はないですが、大事なことや自分の心情を言葉」で伝える場合は、これは大変に難しいことだと思います。

 

生物は各々に個性があるのですから、人間の言葉に対する感性も「十人十色」です。

自分にとっては褒め言葉であっても、人によっては侮辱的と感じる人もいるかもしれません。逆にお世辞や皮肉を言われても、褒め言葉として素直に受け取る人もいます。

言い訳をすればするほど深みに嵌っていくことがありますが、言葉は使いすぎるとどんどんと誤解を生じることが多々起こります。

育ってきた家庭環境や地域性、ボキャブラリーの多少などの影響で言葉に対しての感じ方の違いがが如実に異なる場合があります。そう言った人同志の会話での「言葉」はなかなかに厄介です。

「言葉」を介せずにイメージでテレパシティックに、以心伝心できれば世の中もっと平和になるのではと思ったりするのですが・・・。

動物は言葉がないので楽かも?

 

「言葉」には「言霊」が宿っています。

うっかりおかしな言葉を使うと実はとんでもない目に合うことも実際に起こります。

最近は「言葉」が乱れていると言われていますが、確かに相当に乱れまくっているように思います。

「言葉」をもっと大切にしなくてはいけないと常々思っているのですが、皆さんはいかがでしょうか?

 

小津安二郎監督の映画が好きなのですが、この人の映画の中の会話は実に美しいです。

今ではほとんど死語になっているような言葉づかいかもしれませんが、聞いているだけで心がふんわりしてきます。女性言葉と男性言葉がはっきりしています。

何気ないセリフのやり取りを何度でも聴いていたくなります。

日本語は古語から現代語に至るまで、本当に美しい響を持っている言語です。

このような美しい響きと、仮名を始め、漢字、カタカナ、ローマ字などその種類も豊富で、このような言語体系を持つ国は、自負心を持って言わせて頂くと「日本語」だけです。

 

ここ最近、時折若い女性の言葉使いを耳にしたときに、本来の日本語の持つ美しい響きがどんどんと壊されていくように感じています。

言葉はできるだけ、心が上向く言葉を口にすることが大切です。

そして安易に気持ちをすぐに言葉に出すのではなく、よく咀嚼し相手に対して誠意を持って的確な言葉を選ぶようにしたいものです。

「林檎」というシンプルな言葉ひとつですら、受け取り方が個人によって異なるのですから、誰かと会話する時にはしっかりと「言葉」を選んで使うようにすることがその人の品格だと思っています。

当たり前のように使っている「言葉」を無駄話に費やさず、自分の内で愛おしむことが時には必要だと思います。

 

 

12星座・3月のお告げ

今月はプチ・エンジェルカードのお告げです。

山椒は小粒でピリリと辛い。

ミニマムな可愛いカードですが、お告げの内容はなかなかに深淵です。

 

牡羊座

解放

心も体も全面解放の時。

春の息吹が感じられるこの時期に、心に溜め込んだ負の思いや、体に蓄積された邪気を100%払拭しましょう。心に溜め込んだ負の思いは日記のように書き出すことが効果的。

書き出した内容を読み返して反省などする必要はありません。

ただ単に書き出し、燃やしてしまえば負の思いは雲散霧消です。

書き記すにはそれなりの整理が必要です。気持ちを散らかり放題にしておくと、ますますゴミが溢れてきます。一旦整理して処理することでお部屋は綺麗に片付きます。

心の呪縛を書き出し、片付けましょう。

心を軽くすれば、肉体は自ずと軽くなるはずです。

 

牡牛座

豊富

今月は素敵なことに遭遇する気配濃厚月。

でもラッキーな月だからと怠惰に過ごすと、ラッキーとは遭遇できません。

嬉しい思いを受け止めるには、それなりの努力が必要です。

では、どのような努力をすれば良いのか?

まずは自分には十分な豊かさがあることをしっかり認識することです。

次にその豊かさをできるだけ多くの人と分かち合う気持ちを持つ。

それは物理的なことも含め、気持ちの上で友人、知人、家族、道ゆく人たち、ひいては鉱物、植物、動物などすべての生きとし生けるものたちに惜しみなく愛念を送るのです。

それができれば、牡牛座さんのラッキー度数は一気に上昇するのです。

 

双子座

熱中

今月は何かに熱中してください。

現在何かに熱中しているのであれば、さらにそれに夢中になってください。

特に何にもなければ、なんでも良いから熱中できることを一心不乱になって探してください。自分でどんなにくだらないと思えるようなことでも大丈夫です。

世の中にくだらないことなどないのです。

熱中して無になっていくとその行為そのものが大切なことになっていくのです。

くだらないな〜と思いつつも熱中しているうちに、それは不思議な輝きを放つようになるのです。自分だけの輝きを大切に育む3月にしてください。

 

蟹座

誠実

よく「誠実であれ」とか「誠意を持って」とか言いますが、さて本当の意味での「誠実」とはどのような意識なのでしょう?

辞書によれば「真面目で、真心があること」と記されていますが、では、「真面目」とは?

しんめんぼくと書いて「真面目」ですが、即ち、「真なる面目、本来の姿」、いわゆる「あるがままの姿」なのですが、さてはて、自分のあるがままの姿とは?自分の真心とは?

自分の本心がどうなのか?自分の真心って一体全体どんな心なのか?どんどんと訳がわからなくなってきます。

そこで快刀乱麻を断つべく、お答え致します。

要は真心の赴くままに行為すれば、体がポカポカ暖かくなるのです。

それが誠実さのバロメーターです。

 

獅子座

平穏

良くも悪しくもパワフルで感情の起伏が激しく、自己顕示欲が強く、派手で大袈裟なことが好きなタイプが多い獅子座さんですが、3月はちょっとおとなしく「平穏」状態を楽しんでください。

パワーとアグレッシブさ、面倒見の良さは獅子座の大いなるチャーミングポイントですが、今月はそれらを全開にするのは差し控えた方が賢明です。

あなたの明るさが周りを暗くしてしまうとき。

むしろ何事に対しても穏やかさを持って接することで評価は100倍増になるはずです。

誰かの相談やビジネスの案件などには、自分の意見は極力抑え相手の意見に静かに耳を傾けることに徹しましょう。

静かに聞き上手を貫いた後の一言が、大きなインパクトを与えるのです。

 

 

乙女座

歓喜

3月はとにかくすべてにおいて喜びを持って対応しましょう。

嫌なことも素敵なことも、全部ひっくるめて「良きこと」なのです。

生きていく上で自分の思い通りになることはほとんどありません。

こうなって欲しいな〜と思っていても、そうなったらなったで、またそれ以上に要求が起こってきたり、そうなったことでむしろ良くない状況が生まれてきたりと、まさしく「一寸先は闇」なのです。

「人間万事塞翁が馬」と言う言葉がありますが、何が良くて何が良くないかなど誰にもわからないのですよ。

故に起こってくることはすべて「良きこと」として、スキルアップのための「ありがたい課題」だと、感謝を持って受け入れることですべて良き方に進んでいくのです。

日々を歓喜に満ちて過ごすことが、真の歓喜を体感するメソッドです。

 

天秤座

自由

人は不自由な生き物です。

もっと不自由なのは人間に支配、搾取されている動植鉱物たち。

それらの動植鉱物たちから見れば、人ははるかに自由な生き物です。

でもその自由さを敢えて不自由にしているのは人間そのもの・

社会のルール、家庭のルール、学校のルールなどニンゲンはいろんなルールを作ってはそのルールに縛られ、やがては縛られていることにすら気づかなくなり、そして縛られていないと不安になるという、なんとも不自由な生き物なのです。

でも、誰かが誰かの心を縛ることはできません。

何にも遠慮することなく、今月は自分の心を自由に羽ばたかせてあげてください。

 

 

蠍座

伝達

今月は何事に限らず、正確に伝達していくことが促されています。

相手の言葉をしっかりと正確に聞くこと。

そして、自分の思いを率直に伝えること。

シンプルに効率よく、伝えるべきことを整理して伝達する。

言った、言わないでトラブルになる可能性も大なので、大事なことは必ずメモすることも必須です。

ほんの少しのミスが大きなトラブルに繋がります。

普段以上に言葉の使い方には神経を行き届かせてください。

今月のブログのテーマでもある、「言葉」に対しての意識を再確認する月です。

 

射手座

調和

3月は自分自身との調和を図るようにしてください。

自分の内面が混乱していると、他人との関係性に不調和が起こります。

人と協調していける人は自分自身の内面が調和している人です。

人間関係はよく似た波動の人が引き合います。

誰かの悪口を口にするときは、その資質は必ず自分のうちにあるものです。

内面の調和がとれている人は悪口を言ったり、ミスやトラブルの原因を人のせいにすることはありません。

内面が不調和な人は無意識でまさに不協和音を奏でています。

内面の調和を整える良い方法は、常に深い呼吸を心がけることです。

 

 

山羊座

許容

3月のテーマは許容です。

自分を筆頭にすべてに対して寛容、寛大な心で受け入れ容認してください。

と、一口に言っても、これは実に難しいテーマです。

公私に渡って世の中、腹の立つことが多いです。

そんな状況の中にあって、どんなにかできた聖人君主のような人でも、これはなかなかに難しい課題です。

しかし、3月は山羊座の許容度が大いに試される月になりそうです。

イラっとすることが普段に増して起こってきそうです。

そういうときに、自分がどこまで許容できるのかをチェックしてみましょう。

許容度が上がるとストレスが減じて、健康になります。

3月を許容スキルアップの月にしてください。

 

水瓶座

柔軟性

体の柔軟性はもちろんのこと、心の柔軟性を養う月です。

心が頑なになると、体も硬くなります。

体が硬化してくると、心も意固地で頑固になります。

老いも若きも時間を作って、毎日柔軟体操をしてください。

毎日続けることが重要です。

軽いストレッチを10分続けるだけで、体も心もスッキリします。

それプラス、質の良いお水を十分に補給しましょう。

筋肉硬化には水分補給が効果的です。

朝晩に普段動かさない顔の筋肉運動と手指体操を加えるとさらなる柔軟効果が期待できます。

 

 

魚座

親交

3月のテーマは親交ですが、と言っても単なるコミュニケーションではありません。

自分のように隣人を愛することを促されています。

家族や兄弟などの身内に対する愛念を、隣人、さらには世界中の人類に対する愛念へと発展させてください。

誰に対しても親切で謙虚、奉仕的精神で臨む努力をしてください。

人はずべて根っこの部分で繋がっています。

それらを意識し、全人類への愛念を放出することが世界の平和のための最良の祈りとなります。

昨今、人同士の和睦精神が減少しています。

共感とテレパシティック能力の強い魚座の想念は地球を愛で満たすための大きな力となるのです。