熱中症対策

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酷暑が続いていますが、健康塾の皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年度は25日の宇部塾以降、涼しくなるまで講座・健康塾開催を控えますので、今日は私と同年代の方を中心とした「熱中症」対策について、その基本の話を致します。

 

まず、最近の血液検査結果ががあれば、蛋白分画のところにあるアルブミン(Alb)の数値が低目か否かをみてください。

アルブミンは栄養状態の目安にも用いる数値ですが、血液中の水分量をコントロールしているタンパク質です。高齢になり、運動量も少なく、栄養状態が充分でないとこの数値は下がってきます。要は、からだの血液量や水分量が少なくなる可能性が高くなるのです(結果、熱中症がおきやすい)。

アルブミンの数値が低いということは、川の堰が低いのと同じように、充分な水分を体の中に蓄える事はできません。そのため、栄養不足、運動不足と高齢が重なるなるとどうしても熱中症が起きやすくなります。

 

そこで、アルブミンが低くすぎる場合は①早朝など日差しが強くなく涼しい時の速歩や軽いジョギングなどの運動と栄養の補給、特にお魚、肉、卵などタンパク質をいつもより多めに摂るように心がけましょう。

 

アルブミンを高めるために、運動後の牛乳を勧める情報もありますが、これは極々一部の特殊な人を除き好ましくありません。多くの日本人は乳糖(ラクトース)不耐症の傾向があり、むしろ逆効果となります。特に、元々低栄養である人、腸機能が低下している人、消化管の一部を切除手術している人、高齢者には全く好ましくないのです。

 

②水分を補給しましょう。と言っても、水分であれば何でもOKと言うわけではありません。やはり、効率の良いとり方が必要です。

 

*-1;スポーツドリンクを勧める向きもありますが、確かに運動量の多い方には手軽で良い方法と思います。ただし、運動量の少ない人には糖質過多になる場合がありますので要注意です。

 

水分補給には*-2;自分で作る経口補水液が一番だと思います。作り方は500ccの場合、塩(ナトリウム以外にマグネシウムやカリウムも含む、天然ニガリがベスト)1.5グラム、ブドウ糖(砂糖で代用も可)20グラムを加えたも。さらに、塾生の方はマグネシウム原液を1~5cc程度を加えます。これを一気飲みではなく、チョコチョコ摂るのがベスト。熱中症を起こした人への水分補給にもこの補水液は最適です。

 

単なる水でも、水分は腸から吸収されますが、吸収後血液中のナトリウムなどミネラル濃度が下がり、イオン濃度を一定にしようとする体の仕組みが働き、水分を排泄しようとしてしまいます(尿として)。なので、塩分を含まない麦茶などでもすぐに水分不足になりやすくなってしまうのです。昆布茶や味噌汁は塩分補給にOK。

 

ナトリウムと一緒にブドウ糖(砂糖)を加えると、腸管での水分吸収が促進されます。

 

コーヒーなどカフェインを含む飲み物には排尿作用がありますので、すぐに水分不足になりやすくなるのはご存知のとおりです。

 

③汗はかくこと:全く汗をかかない生活をしていますと、発汗を通しての体温コントロールに支障を来たし、熱中症になりやすくなってしまいます。前述の早朝速歩やジョギング、直射日光を避けた作業・運動、お風呂などで大いに汗をかくことも大切です。

 

1に栄養、2にチョクチョク補水液、3に早朝速歩が我々世代の熱中症対策のポイントです。いつもの寝る前&寝起きの水分補給も忘れずに!

 

若い年代の方々はいつものマグネシウム水に1グラム程度の塩を加えるとベリーグーです!

 

いつも言っていますように、塩の摂取で血圧が上がる事など起こりえません。