これまで説明しましたように、乳がんはおもに食事とともに体内に取り込まれる発がん物質と、女性特有のエストロゲンの影響、およびストレス等に起因する免疫力の低下によって生じる病気だというのが私の意見です![]()
しかし、同じような生活環境、同じような食生活をしているのに、乳がんを発症する人とそうでない人がいることも事実です![]()
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なぜこのような違いが生じるのでしょうか
その背景には、間違った生活習慣から導かれる「酸化ストレス・炎症体質」があるのです![]()
「酸化ストレス・炎症体質」とは、直ぐに炎症を起こし、「活性酸素」が除去しきれないほど発生してしまう状態のことで、これがもとで細胞が傷つけられ、さまざまな病気(炎症)を引き起こします
俗に、ボロボロに錆びた金属にたとえられ「錆び体質」などといわれています
エイジング(老化)の原因でもありますね![]()
この「酸化ストレス・炎症体質」は、がん発症の原因となるばかりでなく、ほとんどの現代人が抱える生活習慣病や、さまざまな慢性病の源となっています![]()
これは長い間、間違った生活習慣(食事、運動不足)を続けることによって起こります
特効薬を飲んだからといって、すぐに治るようなものではありません![]()
しかし、「酸化ストレス・炎症体質」に至るまでのプロセス上にある誘発因子(誘因)を、一つひとつ取り除いていけば、健全な状態に戻すことは充分に可能です
そのためには、次のような問題を解消する必要があります
①食事に含まれる危険な有害物質をとらない |
これらの根本原因を解決しないかぎり、「酸化ストレス・炎症体質」を改善することはできません
逆にいうと、これらを改善することができれば、がんのみならず、アレルギー疾患、片頭痛、糖尿病、アルツハイマー病……といった生活習慣病を治すことも可能なのです![]()
繰り返しますが、5%~10%程度といわれる遺伝的要因(BRCA1など)による乳がんの場合を除けば、そのほとんどが、いままでご説明してきた「食生活を中心とした生活習慣」に原因があるといってもいいのではないかと私は考えています![]()