低気圧が来ると自律神経が乱れて片頭痛が起きるという嘘!という、タイトルで今春4月17日に私のブログに掲載したところ、大きな反響がありました。中には脳神経内科医の先生からのお叱りもありました(後に、一番信頼でき尊敬する先生となりましたが)。

この記事を書いた事の発端はある学界の支持団体の会報誌に「低気圧が来ると脳の血管が膨張し自律神経を乱すことによって片頭痛がおきる」とのお偉い先生の御言葉を転用した人の記述を目にしたことでした。


 

ここで問題なのは、低気圧になると何で、脳だけの血管が膨張するの???ということです。そこで、少し短絡的な先生がそうのたまったのかと思いきや、その学会を主導する多くの先生方は気圧の片頭痛に対する影響をそう諭しています。

何で、気圧が下がると手品のように脳の血管だけを膨張するの?

圧力の変化は血管にも,その中の血液にも、血管の外を取り巻く細胞にも作用するでしょう!

また、動脈は脈動しているので、気圧に関係なく血管は多かれ少なかれ伸縮しているでしょう! それが何故、どのようにして自律神経を乱すのですか?

低気圧というと、例えば酸素濃度が変わりますよね!

説明のつかない自律神経への影響というより、酸素濃度の影響は確実にあるでしょうという主旨で記述のつもりでした。

 

要は、台風や前線の移動にともない片頭痛が起きやすいのは事実だが、その低気圧によって脳の血管が膨張し、それが引き金となって自律神経を乱すということではないでしょうという主旨のつもりでした。


 

ところが先ほどの先生から天候などの変化と片頭痛の関係、特に天候にいかに影響を受けるかの反論・お叱りがありました(本当はある限定された特定の人向けに記述したもので、このような事態になることは想定していなかったのですが。ブログを読み返してみるとそう思われても仕方のない内容になっていました。また、先生ご指摘の点はほとんど承知していたのですが)。


 

ということで、5月17日の私のブログの記事となったわけです。

そして、低気圧が来ると片頭痛が起きるのは事実だが、何故かを考え続けていましたところ、9月23日の喘息に関するテレビを観ているときに、全ての疑問が氷解しました。


 

それで、9月23日のブログの記事にしました。そして、最近頂上近くにたどり着けたようで、やっとその景色を俯瞰できるようになりました(自画自賛が過ぎるかもしれませんが)。


 

結局、気圧の変化が自律神経を乱しているのは外界との接点である呼吸器系(鼻、気管、肺)、特に肺がその引き金となっていること。

それ以外に酸素濃度、気温差、湿度差などの天候因子とともに、低気圧によるエマナチオン(ラジウムが崩壊して発生し、地上をプラスイオン優位にする)、発生時のイオン変化(地上をプラスイオン優位にする)などの自然現象の影響なども重要な因子と考えられます。

ミトコンドリアは内膜内部と外部の電位差(イオン差)でエネルギーを生成しますが(ミトコンドリアの活性が決まる)、エマナチオンはミトコンドリアの外膜に作用し、この電位差を乱すことも想定されます。

イオンのコントロールはミトコンドリア自体を活性化するしかないかもしれませんが、気温差、湿度差などの因子はの影響が大きく多少はコントロールできるかもしれませんね(マスクの使用で多少の効果を期待?)。


 

要は気圧が下がると脳の血管が膨張するのではなく、おもに肺の血管が膨張することにより自律神経を乱すことになり、気温差、呼吸量の差、湿度差、地上プラスイオン濃度変化なども肺が反応源、センサーとなり体全体の自律神経を乱すということなのではないでしょうか。


 

そのため、前線が通過したり、放射冷却で気温差が大きくなったり、フェーン現象、台風が上陸する前、日本列島の南に台風が位置している時(日本列島が高気圧下であっても)、移動性高気圧が日本海側を通過するとき、雷が起きるときなどに片頭痛は発生しやすくなると考えられます。


 

これらの対策はひとえに自律神経を強化すること。すなわち「生活のリズムを正し」「充分な睡眠をとること」です。それができるようになれば、朝の「万能健康ジュース」で自律神経は驚くほど強くなります。



セルフケアーを馬鹿にし、片頭痛を治す努力もせず、原因を天候のせいばかりにし、効かなくなった薬を飲み続けている方がおられるのであれば、ぜひご参考にされてください。