僕は昔からさ、なんとなくなんとなく人より外れないように、周りの期待に答えるように、悪い雰囲気のときはわざと失敗したりしておどけて見せたりしてたの。いつの間にかさそんな事ばっかり上手くはなったけどなんだか満たされない気持ちでしょうがなくて、周りの人たちが化け物みたく感じられて怖くて、ね。


その人の前では上手いことみんな話してる。でも、その人がいなくなったら平気で悪口を言う。それが怖くてしょうがなかった。自分もこんな風に言われてんのかなと思た。そんな奴らばっかりだと思ってた。


周りが高い高い壁に思えた。深い深い谷にも思えた。


でも、ある日ステレオからね、駆け抜けて性春が流れてきたときにそんなものは無くなったんだ。体中にビリビリビリ~って電気が流れたみたいになって、心臓の音が聞こえてきて、どきどきが止まらなかった。やりきれなくてどうしようもなかった。僕は自分だけが清くなったような気がしてたんだ。悪いのは世界だと思ってた(今も時々おもうけどね♪)それから毎日どきどきするものを見つけたくて、この世界を愛したくてね。あなたのことも全部全部。僕があげられる以上に愛したくて。


最近やっと、人が泣く理由が分かったんだ。人が死んだら涙が出るのも、嬉しくて出るのも、ドラマや映画を見て出るのも全部涙。でもそれは感動って言葉に全部意味が書いてあって、心がさ感じて動くから泣くの。そんな時は誰でも感じたことがあるんだ。胸がつまって、言葉が出なくて、そんなような。さ。