オーヴェルニュでの演奏会を無事盛況のうちに終え、いよいよ今回のフランス滞在の最終目的地であるアットンシャテル村に向かいます!!

 

これがねぇ〜、、、

 

結構遠いんですよ。。。

 

っていうか、

 

オーヴェルニュからだと、どこへ行くにもめっちゃ遠いガーン

 

何でも、オーヴェルニュにTGVが開通していないのは、オーヴェルニュ出身のジスカールデスタン元大統領が、任期中に「絶対にTGVは通さない!」って言ったからだそうで。。。

 

まあ、そのおかげで、あんなに雄大な自然がそのまま綺麗に保存されているわけですけどね。

 

と、いうことで...

 

とりあえずは、クレルモンフェランから特急列車電車でパリへ。所要時間3時間半なり。

 

パリで数時間アセアセの待ち時間。

 

その間に、私の大好きな建築家シャルル・ガルニエの傑作「パリオペラ座」の周辺をウロウロしたりなんかして。。。

 




 

その後TGVに乗って、ムーズ駅へ新幹線前  所要時間1時間半なり。

 

そしてさらに、ムーズ駅からバスバスに乗り換えて、サン・ミイエル村へ。 所要時間30分なり。

 

で、駅に迎えに来てくれた、親友の旦那さんの車リムジン前で親友宅へ。 所要時間20分なり。

 

結局、クレルモンフェランの宿泊先を9時半に出て、目的地アットンシャテル村に着いたのは夜の10時過ぎでしたガーン

 

アットンシャテル村は、フランス東部、ロレーヌ地方のムーズ県にある小高い丘の上にこじんまりと佇む、それはそれはおとぎ話のような可愛い村、なのですラブ

 

ミラベルというオレンジ色のプルーンの仲間の果物の産地として有名な場所、だったりしますオレンジ

 

ここに、私の親友、というか、第二の家族のような人達が住んでいるので、時間の許す限り会いに出かけるのですよピンクハート

 

親友の歌手ジュリーとは、15年近く前にロレーヌ国立管弦楽団を客演した際、「客演指揮者」と「ソプラノ・ソロ」という立場で知り合ったのですが、その後意気投合し、今やすっかり家族のような存在に。キラキラ

 

(ジュリーと)



 

ジュリーは数年前、世界的に大活躍の指揮者・作曲家のフレデリック・シャスランさんと結婚したので、私にはなんとも頼もしい「ベテラン指揮者お兄さん」が出来た、というわけです(笑)

 

(フレデリックと)


 

なもんで、、、

 

この村に滞在中、私は特に何をするでもなく、

 

村をお散歩したり、






 

ジュリー夫妻の所有する音楽スタジオで、ピアノをさらったり、

 

(スタジオからフレデリックがピアノをさらってる音が聞こえる)



 

ジュリーやご家族たちと語らったり、

 

のんびり休養させてもらってます。

 

「私のための部屋」というのが、別宅である、ジュリーとフレデリックのお母様の住まいの2階に用意されているのですけど、、、

 

その家には犬が2匹と猫1匹が住んでて、

 

しょっちゅう私の部屋に来るんです。で、

 

ベットで昼寝したり、夜も一緒に寝に来たり、、、。

 

わたしゃ昔から、子供と老人と動物には好かれるんですけどね(笑)。

 

(キャバリア犬のルル、猫のスノッブ、もう1匹の犬のボビ)

 





家から村はずれの方に歩いてゆくと、しばらくして、一面の畑と草原と木々以外な〜んにもない場所に出ます。

 

そこをただひたすら一人で黙々と歩くのが私は大好きラブラブ




 

そんなこんなで、

 

アットンシャテル村は、私にとって大事な人が住む憩いの場所、なのです照れ

 

 

今回も数日の滞在でゆっくりさせてもらい、、、

 

ゆ〜〜っくりしすぎて、、、

 

帰りの電車を逃しちまったガーンガーン

 

慌てて代わりの電車を探すも、ヴァカンス中で電車はどれも満席驚き

 

飛行機は冗談みたいに高い驚き驚き

 

仕方がないので、わずかに数席残っていた、翌日の晩の夜行バスのシートを予約!

 

で、18時間かけて帰りましたよ、ハーグにネガティブ

 

途中朝の3時にベルギーのアントワープでバスを降り、4時30分まで次のバスを待ったし。。。

 

この歳にはなかなかキツい旅路、でしたが、、、それはそれでオモロかった爆  笑

 

 

あ、そうそう、、、

 

夜行バスを待つ待ち時間を利用して、パリのアンヴァリッド宮の近くにあるロダン美術館に行ってきましたよ!

 

美術館の庭に安置された「考える人」の前で佇んでると、突然急な仕事の電話がかかってきて、沈思黙考する銅像の前でうるさくしゃべくり立てながら慌てて11月末のレコーディングの仕事の話を進めた私。。。タラー




 

しかし、ロダン美術館、素晴らしかった!

 

ロダンは、ピカソみたいにものすごい多作家、だったのですねぇ〜びっくり

 

まず、その膨大に作品数に唖然としました。






 

そして、とても研究熱心だったらしく、古代ギリシャやエジプトの彫刻やオブジェのコレクションや、現地に赴いての遺跡のスケッチや、色んな勉強の形跡を垣間見ることができ、興味深かったです。

 

そして、彼は絵も大変上手かったのねびっくり

 

色々と知らなかったロダンの一面に触れて、益々このエネルギッシュな芸術家に興味が湧きました!

 

しかもロダン美術館は、建物と庭自体が芸術品さながらに美しい。

こんなところに作品を設置してもらえたら、作者としてはさぞ嬉しいだろうなあ〜。

 

ちなみに、展示されている作品の中には、カミーユ・クローデルの心打つ作品や、ゴッホの絵画なども。

 

(カミーユ・クローデルの作品)



 (ゴッホの絵)

 



またゆっくり時間を見つけて是非とも再訪したいな!と思える美術館でした照れ

 

 

いやぁ〜、、、最後まで充実したフランスでの日々。満喫しましたわ〜グッハート

 

さて!!

 

これから数週間はオランダでの活動です! 頑張ろうっと炎ムカムカ