NHK連続テレビ小説「はね駒」は、1986(昭和61)年放送。
主演の斉藤由貴さんが好きだったので、夢中になって見ていた。
その作中で、女中になった主人公が、
桶の水で雑巾をすすいで絞って、廊下を拭くシーンがあった。
すると年配の女中が
「こんなに桶の周りに水を撥ね飛ばしてはだめだ」
と叱った。
水面でバチャバチャ雑巾をすすぐのではなく、
水の中で静かに雑巾をすすぎ、
絞る時は桶の縁より高いところでするのではなく、桶の中で絞りなさい、と教えていた。
なるほど、と思った。
当時の私は、バケツの水を使って水拭きしたことがなったから、
勉強になった。
それから数十年経ち、私は毎朝、職場の床を水雑巾で拭いている。
ドラマで教わった通り、周りに水を飛ばさないように気を付けている。
NHKさん、あのエピソードは役立っていますよー!