さて今回は、5歳のお話です。




幼稚園から帰宅し、暇をもてあましていた時の話。




姉が帰宅して、外で一人遊んでいたBOW君は即、姉に絡みにゆく。




しかし姉が帰宅したばかりなので、暇になるまで待機する。




そのうちに近所の仲間が外をウロつき始め一緒に遊ぶことに。




鬼ごっこ的なおいかけっこをしていた。




おいかけたり逃げたり楽しいひと時だった。




姉が暇になったようで、外に出てきてくれた。




ここからが恐怖の始まりだったのである。




鬼ごっこの鬼がついに姉になった。最初は近所の仲間が追われ、BOW君は客観的に楽しんでいた。




しかし仲間の速度が意外に早く、ターゲットがBOW君になってしまった。




必死に逃げる。




必死に追いかける姉。




その時、道路に車が通った。










車にひかれたと思ったんじゃないですか??違います。









車が通るため、真ん中ではなく端っこを走らなければいけない。




道路脇にある側溝(よくあるドブみたいなの)には上を歩けるようにブロックのフタがしてある。




その上を走り抜けていたが一カ所、ブロックが外されている部分があった。




飛び越えなければ捕まってしまう……。




勢いで飛び越えようとした時、また悲劇が起きた。




地面を蹴って跳んだのではなく、穴の開いた側溝を蹴ってしまった。




つまり空振り。かなりの勢いのまま側溝に足が入ったのだ。




足→膝→腰の順で勢いよく渇いた側溝に突入。




次のフタに頭部を殴打。




一瞬何がなんだかわからなくなったが、頭部からの暖かい液体が垂れることで事態が読み込めた。











また頭ぶっつけた!!!!







側溝からはい上がり、心配する姉を気にせず自宅へダッシュ。




母親が驚きながら布でBOW君の額を押さえる。片手には電話を握っている。病院に連絡をとっているようだ。




すぐさまにいつもの自転車の後部座席に乗せられ、一路病院へ。




向かっている途中は姉が笑顔で走ってついてきていたが、それどころではなかった。。




病院に着き、いつもの様に縫われる。





患部のみが見えるように顔にかけられた緑色の布。あたりは何も見えず、真っ暗である。






やはり先生は、そんな時でも聞いてくる。









「今いくつなの。」と。





例のごとく無視をするしかない。




無視しているうちに治療は終わった。








という、怪我でした。















走ってついてくる姉はとてもいい笑顔でした。



fin
今回は簡潔に。




BOW君4歳夏の話し。




フリーターだったBOW君はつねに母親と一緒だった。




ある日、自転車の後部座席に座って出かけることになった。




取り付け式の、子供が掴む取っ手がついてて折り畳みの背もたれがあり、右と左に足が出せるタイプ。




買い物に行くというのでハンパじゃなく楽しみでモチベーションが高かった。



近所のおばちゃんと遭遇し、立ち話をし始める母親。




10分もすれば落ち着きのないBOW君はソワソワ。



ずっと取っ手を握っていたが、離して背もたれに寄り掛かってみた時。




背もたれが折り畳まれていて空振り、頭のてっぺんから1m下のアスファルトに真っ逆さま。










コチーン




て、音がしました。




立ち話はそこで終了しました。







めでたしめでたし。。
BOW君4歳の春の話。



何事にも興味津々なBOW君は、ばぁちゃんちの田植えというフィールドにいた。



朝早く起き、家族とばぁちゃんちにやってきたのだ。



BOW君はこの日を楽しみにしていた。



田植え自体生まれて初めてだったので楽しみだったが、ばぁちゃんちには同い年のいとこ(♂)が居るので会うのが大変楽しみだったのである。



いつもは遊びに行ったら野球をしたり探検したりして遊んでいたが、その日は田植えの手伝いというミッションがあったため、朝から長靴を履いて外にいた。



次第に親戚や近所の人々が集まってきた。どうやら互いの田んぼを手伝う、というのがこの辺の農業の基本のようだ。



おじさんが軽トラックを運転し、蔵の前に止める。



蔵とはいろんな農業機材があったり、ワラがあったり、ジャガ芋が転がってたりするところ。



軽トラックの荷台にトレーのようなものを積みはじめる一同。



春先に種をまいて温室で稲の芽を育てていたのがのっているものだった。



そこからは単調な作業で、蔵から運んだそれを田んぼに機械で植えるだけ。



特にやれる事はなかったが雰囲気をエンジョイしていた。






そして辺りは薄暗く日も暮れはじめ、今日はここで止めようという時だった。



一同は、ばぁちゃんちで食事をするために次々と戻ってゆく。



BOW君といとこは最後まで残っていたのでおじさんの軽トラックで戻ることになった。



荷台に乗りたいというのが本心だったがそれは即答で断られた。



助手席には二人で乗れるようだったのでBOW君がシフトバーの側に乗り、いとこが扉側に乗った。



そこでおじさんが忘れ物をしたため一旦車を降りた。



二人は「まだ戻りたくないね」と言って、車を降りようと決意。



いとこが扉を開けて降りる。それに続いてBOW君も降りようとした時…悲劇は起こった。









扉に頭はさまった。。







BOW君が降りようとした時、なぜかいとこが扉を勢いよく閉めたのだ。



後頭部に激痛が走った。



しかしいとこはあまり気にしていなく、いなくなった。



おじさん乗車。



いとこも乗車。



BOW君はズキズキする頭を我慢して滞在。



出発、到着。



ばあちゃんちの茶の間には大勢の人が酒を飲んだり食事したりしている。



うちの母親は台所で食事を作る手伝いをしていた。



薄暗い外から、明るい茶の間へと進む。大きな連テーブルを囲む一同の真ん中に座った。



その時、食事を運んできた母親が悲鳴をあげた。






BOW君は頭から、めっさ血が垂れ流れていたのだ。



そこでBOW君も初めて気付く。



車に乗せられ、病院へ。



ここで生まれて初めて「縫う」という治療を受けた。



縫っている最中、病院の先生は「何歳なの」と幾度となく聞いてくる。




BOW君は幾度となく無視をした。痛くて。







これで2部完です。毎度御精読ありがとうございます。