「ここから世界がはじまる」
マーロン・ブランド→トルーマン・カポティという連想で、
カポティの事を思い出しました。
とか書くと、いっぱしの文学通気取りですが、。
「ポーの一族」に行き詰まったので(笑)、
近くの本屋に行って、初期の短編集を買って見ました。
(村上春樹の解説付き)
若いころ、濫読時代に、『遠い声 遠い部屋』 とか、
『ティファニーで朝食を』とか、『冷血』とかを読みました。
正直にいうと、英語で読まないと良さが判らないんじゃないか?
とは思います。でも、なんかわかったような気になっております。
作品そのものより、その肖像画の格好良さに憧れた部分がある。
「アンファン・テリブル(恐るべき子供)」
20歳のころ、ちょっとの間、拒食症の女の子と交際していたことがあって、
その子に「冷血」を貸したまま、返してくれなかった。
丁度、「ティファニーで朝食を」のホリーの様なチャーミングな女性だったけど、
借りた本は返すべき。
あれから、40年以上。
あの子はどういう大人になったのか? 拒食症は治ったのか?
「冷血」は読み終えたのか?