おそらく、誰も読んでくれないこのコーナー、(笑)
将来、誰かが検索してくれることを考えて、
淋しく一人書きます。(涙)
※今から10年以上も前に書いた記事。(何年ブログしてるんじゃ~)
その当時は、誰も読んでくれないと思っていたんだけど、
未だにアクセスしてくれる人がいるので、リメイクいたしました。
この映画を、何から何まですべてパクって作った、
『荒野の用心棒』 |
この映画のヒットによって、下積みの長かったC.イーストウッドがスターになり、
所謂、マカロニ・ウェスタンの走りとなった事を考えると、
海外で、如何にクロサワが尊敬されるか?と言うのも、わかる気がします。
(C.イーストウッド自身が、自分がスターになれたのは、黒澤氏のお陰だと、認めています。)
※ところが、実は、『用心棒』自体が、
完全な黒澤氏のオリジナルと言う訳ではありません。
『スター ウォーズ』 |
これは、その一例
『七人の侍』のオマージュはこれ
『隠し砦の三悪人』のオマージュはこれ。
劇中、主人公フランクがレイチェルと一緒に『用心棒』を観る場面があり、
そこではワンシーンがそのまま使われています。
また、フランクがレイチェルに「この映画は何回見た?」と尋ねられ、その回答は「62回」。
この映画の脚本家、ローレンス・カスダンは、熱烈な黒澤信者であり、
「インディ・ジョーンズ」シリーズでも、有名です。
御存じの方も多いと思います。
『ライジング・サン』 |
1990年代前半のカリフォルニア州を舞台にした日米経済摩擦サスペンス。
映画の冒頭、日本のサラリーマンが、
西部劇版『用心棒』(?)の映像を背後に、カラオケを歌うシーンが出てきます。
全編、これへんな日本のオンパレードですが、
音楽の担当は、何と武満徹!(?_?)
『ラストマン・スタンディング』 |
対立する二組のギャング組織の抗争の渦中に飛び込んだ男の活躍を描く、ハードボイルド・アクション。黒澤明監督、三船敏郎主演による時代劇の名作「用心棒」(61)を、禁酒法時代の西部の町に舞台を置き換えて忠実にリメイクしている。監督・脚本は「用心棒」に多大な影響を受けたという、「ウォリアーズ」「ジェロニモ」のウォルター・ヒルがあたり、もう一人の敬愛する映画監督サム・ペキンパーにオマージュを捧げたアクション演出が印象的。
なのだそうで、ブルース・ウィリス 主演だったにもかかわらず、
全くヒットしなかった映画です。 私も観ていません。
私の記憶に残っているのだけを、集めてみました。
お付き合いいただいて、ありがとうございました。