彦根城に来ました。

ここに来たのは小学校の時の遠足も含めて3回目です。
 


国宝、彦根城の天守閣や



 
ひこにゃんは、もうお馴染み。
それにしても動きが遅いな(^^;
 

今回は博物館にも訪問。ここには「鶴瓶の家族に乾杯」で菅田将暉君が訪問してましたね。
この博物館は写真を禁止されていないのが良いですね。お城の隣にあるので藩主屋敷と同じ敷地で、藩主屋敷も見ることができます。庭がなんとも美しいですね。
 
 
彦根藩主と言えば初代は家康の寵臣でもあった井伊直政、幕末には安政の大獄と桜田門外の変で有名な、井伊直弼がいます。彼もこの御座之御間↑で過ごしたのでしょうか。
 
 
前にもブログで書きましたが、私が高校生の時にインターハイが彦根で開催され、開会式で挨拶された彦根市長が井伊さんで、井伊直弼のひ孫、と言うことでした。
井伊直弼は十人以上いる兄弟のほぼ末っ子の方で、この時代、次男以下は他家に養子に出されるのが常でしたが、兄弟が多いとそれもままなりません。貰い手のない男子は「厄介者」と言われました。井伊直弼もどう考えても厄介者にならざるをえない状況でしたが兄弟に不幸が続き、彦根藩主、江戸幕府大老にまでのし上がりました。
 

時代が時代ならこの藩主の部屋でのんびり過ごせたかもしれませんでしたが、時代はそうはさせてくれません。安政の大獄で井伊直弼が斃れた後、鳥羽伏見の戦いでは彦根藩は新政府軍に就き、敗走する徳川軍の背後に銃声を浴びせます。安政の大獄で「井伊の赤鬼」と恐れられた直弼だけが、最後まで徳川家を守ろうとした忠臣といえるでしょう。