春日神社から九華公園に向かいます。

 
 
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桑名城は海に面した水城だったようですね。初代桑名藩主の本田忠勝は城だけでなく城下町も整備し、川の流れを変えて堀にする大改造を行ったそうです。
 
 
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初代藩主は本田忠勝ですが、最後の藩主が松平定敬、会津藩主松平容保の実の弟です。兄の容保が京都守護職、弟の定敬は京都所司代で、兄弟で幕府を支えます。しかし、鳥羽伏見の戦いで十五代将軍徳川慶喜は、兵士を置き去りにして江戸へ逃げます。なかば人質のように、松平容保、松平定敬は慶喜に江戸へ連れられました。
 
 
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その後、慶喜は新政府に恭順、松平容保は会津で新政府軍を迎え撃ちます。しかし、松平定敬の桑名藩は、内部分裂を起こし、定敬を捨てて新政府につきました。定敬は桑名藩に戻ることも出来ず、行き場をなくしてしまったのです。この悲劇は松平容保以上のものですが、一藩総出で官軍と戦った会津藩がドラマチック過ぎて、この定敬の悲劇はあまり取り上げられることがありません。
 
 
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今は城跡も公園になり、当時の面影は殆ど感じられません。とにかく駅から1kmを歩き、さきに長島でもさんざん歩いたので、公園で一休み。
 
 
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もうちょっと晴れてくれたら、と思わなくもないですが、この日は蒸し暑く、日が差したら熱中症で倒れるところです(^_^;)