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鹿児島県は鹿児島と呼ばず、薩摩と呼びたいですね。
これも司馬さんの小説『翔ぶが如く』に影響されたことが大きいです。
そのことは改めて話したいと思いますが、
過去、鹿児島には2回訪れました。
1度は2年前に、宮崎県から高速バスで鹿児島へ。
2度目は羽田から鹿児島空港にに直に向かったのですが、やはり忘れがたいのは宮崎から高速バスで鹿児島へ向かったとき。
司馬さんの小説の影響でしょう、『薩摩飛脚』という言葉を思い出しました。
江戸時代は江戸幕府が薩摩に送り込んだ密偵は、国境の大口で残らず切り捨てられ、二度と戻って来れなかったという事。
薩摩と言う国が江戸に対して敵対国としての態度を崩さす、日本国内で鎖国状態であったと言うことは日本史上の特筆モノと思うのですが、そういう緊張感で持って、高速バスで宮崎から鹿児島に入る。これもはたから見ればバカかもしれないが、飛行機でいきなり鹿児島空港に着いてしまっては味わえなかった風情ですね。

鹿児島と言えばまず桜島!
素人も玄人もまず鹿児島を見ねば鹿児島を訪れた意味が無い。
鹿児島市内は今大きな建物がたくさん建ってるが、
西郷どんの時代には市内のどこからでも桜島が見えたんだろうな、
と思う。