漢方養生指導士のアンミカです。



一年間を24の季節に分けて、自然の流れを意識して、生活を工夫する養生法

【二十四節気養生法】のアドバイスを、久しぶりに再開致します(^O^)



6/5頃~6/20頃までは、刈り取った稲を田に植える季節【芒種~ぼうしゅ】と言われます。



梅の実が青から黄色に変わり、カマキリや蛍が現れ始める頃。次第に梅雨めいて五月雨の季節に入ります☔️


この時期は、農家の方々は大変な時期で、無事に稲の成長を祈る"田植え神事"の開催も多く、自然の命が輝く季節でもあります🍀✨


この頃は湿度が高くなり始め、"湿邪~しつじゃ"と言って、湿度が高くなることによって胸が使えたり、むくんだり疲れやすい、体にだるさが残り体力が落ちる.....など、なにかと不快感が出やすくなります。


急激な気温の変化は、肺を痛め、湿気は脾臓や胃に負担をかけます💦



この時期は、風邪やアレルギー症状が出やすくなり、リウマチや骨、筋肉や皮膚に影響が出やすく、胃を壊す人、食中毒になる人が多いようです。



そこで、【食】【気】【動】に分けて、この時期を乗り越えるための養生法をお伝えしますね(^O^)



【食】

余分な湿毒を除く"タンポポ茶"や、柔らかく温かい消化に良い食べ物、かぼちゃの甘みや小豆、ハトムギの入ったお粥などが良いようです。

食中毒を防ぐために、梅干しを食べる、梅酒を漬ける、酢の物を頂くのもよいでしょう。

蕎麦や体を温めるうどん、にゅうめんもおススメです。

お蕎麦はむくみやのぼせ、うつなどを治し、イライラや不眠を解消するそうです。。

生姜やわさび、ネギなどの薬味と一緒に食べると、体温をうまく調節できるそうですよ。

蕎麦のルチンは血管の壁を強くする作用があり、脳出血の予防に効果的です。


脂肪分が少ないもの、消化に良い温かいもの、火をしっかり通したものがおススメです。

注意⚠️

今は冷たいものや、脂っこいもの、生ものは気をつけてくださいね。そして、水を摂りすぎないように!




【動】

こういう季節ほど、きちんとお風呂に浸かって汗を体の芯から出しましょう♨️

体温調節や血液の循環のために、体表だけではなく、体の芯から汗を出すことが必要です💦

時間がある方は、昼寝をして体力をつけ、適度に陽に当たって、気を巡らせることもおススメです🌀

しかし、過度な日焼けには気をつけて!

寝汗で風邪をひかないよう、汗で湿ったと思ったら、こまめに下着を変えてくださいね。部屋の換気と"遅寝早起き"を心がけてください。




【気】

気持ち的にはストレスを溜めないように、音楽や芸術に触れ、自分らしく自由に生きるように心がけましょう(^O^)

特にこの季節は、鬱の方は気持ちが落ち込みやすいので、体も心も無理をせず、マイペース!がおススメです(^O^)



すがすがしく明日も迎えられますように✨