漢方養生指導士のアンミカです。


秋も深まり始め、草花に露が見られる五穀の収穫の時期【寒露】を10/8に迎えました。


一年が経つのは早いですね~ニコニコ

蒸し暑かった夏が過ぎ、乾燥と冷気感じる秋が深まって来ました。


乾燥や冷えによる、血行不良からの肌のトラブルも増えるこの季節しょぼん


乾いた空気が潤いを奪って、肌荒れ、便秘、喘息などの原因になります。


外からの保湿やケアも勿論、大切ですが【肌は内蔵の鏡】とも言うので、生活習慣を見直して、内側からの乾燥対策、保湿ケアを取り入れたいですねニコニコ


漢方の世界では、この季節は【気血水】のバランスを整えて、内側に潤いを補給することが大切になります。


今回も三つのカテゴリーに分けてお伝えさせて頂きますねニコニコ

【心】
気圧の変化などから自律神経が乱れ、秋バテしやすいこの季節は、癒しの音楽を聞く、本を読む、散歩で良いので適度な運動をする、好きな香りのアロマに満たされ質の良い睡眠をする…などをお勧めしますニコニコ
心身を落ち着かせるカモミールteaでも有名なカミツレは、入浴剤としても最適ですからオススメ。花びらから取れるアロマの香りも幸福感を高めるのでオススメですよドキドキ

【美】
内から外から乾燥する季節です。水分も大切ですが、肌や内臓に油分もしっかり与え、肌のバリア効果を高めましょうニコニコ

【食】
漢方の世界では、酸味と甘みを一緒に摂ると陰液(潤い)に変わると言われています。これを【酸辛化陰~さんかんかいん】と言います。なので、葡萄や梨、柿など秋の旬のフルーツはこれにピッタリキラキラ白ゴマやキノコなどの白色食材も、肌や呼吸器を潤わせてくれるので、積極的に摂りましょうニコニコ
香辛料はほどほどに、ナッツやドライフルーツで潤いを補給しましょう。
特に柿はオススメです。


漢方薬は当帰飲子(とうきいんし)が冷え性で皮膚が乾燥する人、湿疹やかゆみが出る人には良いと言われています。
しかし必ず、専門医に相談されてから、試してみて下さい。

10/24には紅葉や楓が紅葉する【霜降】を迎えますニコニコ

自然界、万物が成熟、安定し、美しい色合いになる季節ですが、潤い対策を忘れずに、私達も美しく熟して行きたいですねニコニコ