昨日出演させて頂いた関西テレビ
【スーパーニュースアンカー】にて、
【いじめの実態】の特集がありました。


最近のニュースを見ていると、責任を押し付けあう残念な大人の対応ばかりが目につき…



今いじめを受けている人、一筋の光を探している人には、とても辛い世の中に感じるかもしれません。


でもそんなことはありませんよ。


辛い思いを若くしてしている人は、社会にでてからお役に立てる人なのです!



だから、今を乗り越えて下さい。
いい子でいようとしなくていいです。


逃げてもいいから、甘えていいから、絶対に命を経つなんてことをしないで下さい。



昨日、改めて現代のイジメについて詳しい現状を聞き、


私が感じたこと、伝えたいことを書かせて頂きたいと思いました。

↓↓↓↓

悔しさ、辛さを知ってる人は

乗り越えて大人になったら、
弱い人の気持ちが理解出来て、沢山の人の力になれる人です。


だから、大人になって、今の辛い経験を生かして、役に立つ大人になって下さい。


人の痛みを知る人は、社会に出て必要とされる人です。


過酷ないじめをする人たちは、相手を傷つけることでしか、自分を確認出来ない愚かな弱い人間です。


一対一で向かい合うことに勇気がない、弱い人間です。


いくら相手がお金持ちでも、勉強が出来ても、容姿が良くても


イジメをする人はいじめられている人より、人としてはるかに劣っています。


イジメをする人は愚かな弱い人間です。


他人を無視して相手の存在意義を貶めてしか、自分の居場所を確認出来ないのです。


標的にされる人は、実は何か才能があったり、光るものがある人も多いと思います。


それを見ていると羨ましく思ったり、自分の欠点を刺激される気がして


自意識過剰になり責めてくる場合もあるからです。



どの時代もイジメや無視はありましたが


私たちの時代とは違い、今の時代のイジメは悪質で犯罪化していると感じます。



イジメという単語に守られた犯罪です。



今の学生たちのコミュニケーションツールは簡単にいじめの武器になります。


勇気を持って、相手の家に電話をかけることもなく


考えて考えて、ペンを取り手紙を書くのではなく


簡単にボタンを押すと、どんなメッセージも相手に伝えることが出来るものです。


しかも簡単に消すことが出来る。

自分が発した言葉で相手が傷つくのを肌で感じることなく


簡単に相手を追い込む武器となるツールを持って生きているのです。


そこは確かに学校内では、なかなか把握しにくい部分ではあると思います。


先生方も、なかなか全員に目が届かず苦労も多いとは思いますが


哀しそうな目をしている子供、無理している子供には、そっと優しく声をかけてあげて下さい。



そしてイジメている気配がある子供を本気で叱って欲しいのです。


自分が相手につけた傷が、どれだけ痛かったかをわからせてあげることが成長のためには大切だと思います。


でないと学ぶ機会を失い、人の痛みを知らない大人が社会に増えていってしまいます。



配慮に満ちた心配りが誇りの日本の美しさが、内気で陰湿な日本になって欲しくありません。


学校は、


学校や先生の評価や利益よりも、先ずは生徒の勇気と命を大切にして下さい。


教育委員会は、一人でも多くの子供が勇気を出して書いたアンケートを無視せず受け止めてほしいものです。


親は学校に子供の命も含めて預けています。



学校関係者は大切な未来の可能性を持つ宝の原石である子供を預かっているのですから。



そうする義務があります。


学校ばかりが責められるのも本辛く大変だと思うので


教育委員会はしっかりしてほしいものです。



ここで少し私事を話させて頂きます。


私も小学生の時に、少しの間でしたが、韓国人差別からのイジメがありました。


道徳の授業からです。


まだ判断出来ない年齢で在日韓国人の授業をしても、


小学生には何か差があるくらいの感覚です。


改めて大人に聞くと、結局その時代は差別が厳しい時代でしたから、子供に大人の刷り込みが入ってしまい


結果、悪気のないイジメが始まってしまいました。


生まれついての環境について、理不尽なことばかり言われて、

私が何をしたの?という虚しさと寂しさでいっぱいになったのを覚えています。


私はすぐに親に相談しました。

(親にすぐに相談出来たのは、心配かけたくない…という思いより、何故?という疑問が勝ったのと、まだ小学生だったことが大きかったと思います)


すると母親は

【韓国の済州島は海も綺麗で食べ物が美味しくて、家族も仲良しで素晴らしいところよニコニコ
きっとその人たちは知らないのだろうから教えてあげたら?ニコニコ


と呑気な感じで言ったのです。

拍子が抜けましたが、母親のおおらかさに気持ちが楽になったのを覚えています。


そして父からは

【悔しいけれど、自分からは絶対に手を出してはいけない。でも相手が自分を傷つけて来た時には、思いっきり立てなくなるくらい殴り返しなさい。自分が受けた痛みを相手にフェアに返しなさい。
その上、そういう状況では、自分しか自分を守れないから。】

と言われて、簡単な護身術を父から習いました。


そしてある日、執拗にいじめてくる男の子に傷をつけられ、私は我慢ならなくなり


思いっきり殴り返したためケンカになりました。


でもこの時から


イジメがなくなったんです。


相手に屈しないという自分の意思をしっかり相手に伝えることは、状況を選んで必要だと感じました。


こうなる前には心が折れそうになったことも何度もありましたが


保健の先生や、通っていた教会の方、周りの本気で叱ってくれる大人の言葉に幾度と助けて貰いました。


あとは年が近い兄弟が五人もいたことは大きかったと思います。


だから、今イジメを受けている人は、一人でもどこかに全てを話せる大人を見つけて欲しいのです。


イジメ相談の電話でも構いません。

(学校も子供の精神ケアの先生を是非置いて下さいショック!)


さて、私が大人になり驚いたことに、

私の心には大きな事件だったこのイジメは


当時の先生も友達も、全く記憶にないというのです。


【アンちゃんは昔から明るくて人気者だったよねニコニコ

と言うのです。


だから


今、辛くて…そして自分の思いを解って欲しくて自殺を考える人は考え直して欲しいのです。


命を経っても仕返しにもなりません


人は悲しいことに忘れていくのです。


覚えているのは、子を亡くしてしまった親。親が悲しみをずっと背負うことになるのです。


人は生まれながらに素晴らしい価値があります。


イジメる人達が、あなたが自信をなくすほどの何を言ってきても


そんな悪魔の囁きを鵜呑みにしてはいけません。


イジメられてもなお、毎日を懸命に生きるあなたは


周りに心配をかけたくないばかりに無理している、優しい勇気ある人なのです。


だから
【何故?私が悪いのかな?】などと自分を責め過ぎないで下さいね。



そして周りでイジメられている人を見ている人達も


勇気を出して、1日に一回、どこかでそっとイジメを受けている人に声をかけてあげて下さい。


人一人の力は、とてもとても大きいのです。




勇気を出した人は必ず誇れる人間になります。


人を傷つけて平気な人は、神様も世間も許しません。


心の平安という本当の愛に満たされた幸せを感じることは出来ない可哀想な人になっていきます。


イジメをしている方は

団結して一人をターゲットにし強くなった気になっているかもしれませんが


classの大体の人達も、イジメに荷担してる人達も、実はあなたを心の中で軽蔑しています。


気付いなたら、明日から自分を変えられます。


子供の頃はついついしてしまう間違いは勿論沢山あります。


子供の頃だからこその【経験】として、心を変えさえすれば、許して貰えることです。


すぐにやり直せますから、イジメをしている人は今日から心を入れ換えて下さい。


言葉の刃で傷つけた人は、言葉の薬で相手を癒してあげて下さい。


そしてイジメ加害者の親は


子供をかばうのではなく、親の責任としてしっかり聞き出して、二度としないように教育すべきです。


子供は友達と家庭の中で、違う顔を持っています。


それは何ら悪いことではなく、成長のために必要なこととしてです。


それを頭において子供に接し、もしも子供が自分の罪を認めたら、

きちんと正し、相手の家族に謝る姿を子供に見せるべきです。

子供の成長のためには、多少の子供同士のイザコザには親が介入すべきではないと思いますが


命が関われば話は別です。


これから輝かしい未来と可能性を持った子供達が


生き生き生きられる世界を大人が愛を持って作っていくことを、心から願います。