
先ず気になったのは小さな船の中で、1番大きな場所を占めているのが神棚という事

【信じるものがしっかりとある幸せ





次に台所、寝室と続きます。ミシンやテレビ



日本に住み、何でも物があり【与えられ】、【選ぶ】事に慣れている私は、自分の
【傲慢な思い込みの同情】を恥ずかしく思いました


水上生活というだけで、
【生活は大変だろうな…】【不便で苦労しているんだろうな…】とばかり思っていたんです。
水上には、学校


豚




トンレサップ湖近辺では、食べ物は陸に上がればフルーツ




食に貧する事がないからか、皆のんびりしていて悲壮感がないんです
子供達は初めは人見知りをしますが、一言二言と話をするうちに、屈託のない笑顔が満ちてきて



【ここで生活する人々は、ただ一日の時間が静かに過ぎる事を受け入れて、最低限の生活を穏やかに過ごせる事を神に感謝して生きている人達なんだ…】
取材が終わる頃には忘れていた幸せの価値観を再考させられていました

自分達と比べて【足りない】から【可哀相】と思い込んでいた私は、逆に幸せの定義について学び、感謝の気持ちいっぱいになり取材を終える事となりました

私達は物や情報があり過ぎて、時間に追われ過ぎて、見えなくなっている、気付かなくなっている幸せが沢山ありますね…

幸せは気付きなのかもしれません
