ドッキリはモノによっては1,2度しか視聴しないときもあるんだけど。

今回の質問コーナーは何回もリピした。これはファンサコンテンツと思う

 

一番ウケたのは、自転車のイメージシーン

オモロイわ

 

彼自身でも言っているが、自分語りをしてこなかった。そのため彼の多くがベールに包まれている。

今回このタイミグでの発信は、”幻想”を持っている人への一刀両断なのか、今後の方向性の布石なのか。意図は測りかねるが。

 

彼自身が赤裸々に語っているので、真向から感想と考察してみようかと。

 

No.1 下ネタツイ

彼のコンテンツを見だしたのは5年前で、それ以前は把握できていないが、見始めてからはそんなに下ネタ系のツイはなかったと思う。「元からだよ」と言っているからには、以前にはあったのかもしれない。コメ見ると、同意しているコメがあったので、以前はそうだったのかと。

「ピアノの王子様たち」はそんな発信をすることはないのが、有名アーティストやYoutuberを見るとまぁ「普通」にそういうツイもあったりする。ピアノの王子様との線引きをはっきりさせたかったのかもね。

 

No.2 ピアノはモテるか

このネタはよく語っているから、新情報はない。おそらく同じ趣味、趣向であれば、オタク同志として分かち合えるだろうし、そういう相手を求めているのかもしれないね。

 

No.3 S○X

NG無しと銘打って出したコンテンツの究極の極み。サクッと答えていた。ここはいろいろ考えたわ。今は確信はないので一旦は流す。ただ、ウソは言っていないように感じる。

 

No.4 ピアノ練習時間

ここの解説は「ピアニスト」と言う職業をよく知らない人にとっては重要なパート。ピアノで食べていこうとしたときに、1番になるしかないという大きなハードルがあること、ピアノがうまい人はごまんといるということ。その中で「ピアノ」で食べていくために、企画、編集など他で頑張っているとのこと。それも大きい秘訣ではある。けれど、その「ごまんとうまい人」でもかなわない何かを持っている。もちろんピアノで。

 

彼のある動画の中のコメント、彼のピアノを正しく言語化できる人もいる。彼のピアニストとしての価値を適切に表現している。

よ○ぃと言う人は他のピアニストと違い、感情移入をほとんどしないが、音の粒がそろい 音の空間の間合いを独特のテンポで取ることにより、聞く側を気持ちよくさせる所が他のミュージシャンとは違い凄い所。本当に独特なピアニストです。だからピアノのコンテストなどには出ない方がいいですね。感情移入をあまりさせないから不利になる。先日のテッペンでは明らかにミスタッチの多いピアニストが優勝したのは前代未聞でした。 よ○ぃさんの弾く曲は本当に聴いてて気持ちよくなる。だからこれだけ応援する人が多いのもうなずけますね 凄いピアニストです。これからも頑張って下さい。

 

ピアノは「うまい」がすべてではない。「それ」を求める人たちの市場もあるだろうが、そうでない人たちの方が圧倒的に多い。そちらの潜在的な市場のパイに対し、「うまい」以外の価値を提供し市場を切り拓くこと。上記コメントの「本当に独特」という文言がそれを物語る。人を動かすことは、企画編集もさることながら、やはりベースにはピアニストとしての素質の高さ、それがあってのこと。

 

No.5 音楽で食べれるか

ここまで昇りつめたからこそ知る厳しさ。「キツいマジで」「 音楽以外で身に付けなければいけないスキルが多すぎる」「収入もマジで低い」これが実態なのだろう。うまさで1番になるか、それ以外の組み合わせで1番を狙うか。それ以外も、やる人が多ければ1番になるのは難しい。彼は、オタク、ニッチ、マイナー路線で活路を見出した。今まで「人生を邪魔してきたもの」、マイナスをプラスに転じさせる、一部の人にしか受け入れられていなかった世界を大衆が受け入れられるよう昇華できたというのは大きなアドバンテージとなっている。

 

それよりハードルが低いPOPsは、先行者としてハ○ミちゃんがいるからその路線への参入も厳しいだろう。余談だけど、久々にハ○ミちゃんの最近の演奏を見たけど、また派手になった?音数とパフォーマンス。慣れて飽きられないように、アップデートを続けるしかないんだろうなと見ている。追う者、追われる者、どちらも楽ではない。

 

No.6 Youtuberになった理由

これね、すごいわ。そう。世界は自分の周りだけではなく、無限に広がっていること。周りに自分を受け入れてくれる人がいなくとも、「世界」は広い。自分の環境にある周りがすべてだと考える人だったらそこで終わっていたかもね。彼の指向として外に向いていたというのが成功の要因。そこには自分への自信があったのだと思っている。世の中には自分のことをわかってくれる人がいる。自分だけは自分を信じるという事の大切さだよね。

 

No.7 コスプレ

コメントにこんなのがあったけど、そういう世界線があるってこと。

可愛い存在が男か女かは大した問題じゃない

とちてれのアニフェスでも本格的にコスプレしていたけど、面白いんだろうね。違うキャラになれるというのは。体系も細いので女装も似合うし、楽しんでくれる人もおり、良いのではと思う。

 

No.8 黒歴史

ここはオニさんとの掛け合いが面白かったわ。なんでノーダメージ感出したの?というところ。こういった絶妙なところを逃さないのがさすがプロデューサオニ。

 

No.9 年収

確かに、同じ演奏をしたとしても、無名有名で金額が違うというのは、演奏者からすると納得性は低いかもしれない。要するに演奏の良し悪しではなく、集客や宣伝効果という目的に対しての対価ということなんだろう。日給千円と言うのはいくらなんでも低すぎるだろうと思うけど、世の中の「価値」でいうとそういう事なんだろうね。趣味ではなくピアノで食べていきたいと本気で考えるのであれば、そういう現実を受け止めて、どういった価値を出していくかを考える必要がある。

「心と体が壊れる」と言うのは胸が痛い。何の犠牲なく成功を手に入れることはできない。成功と犠牲は正比例なんだろう。多くの成功を望むのであれば多くの犠牲が必要。時間、労力、アンチ、、、。そこまでのものを望むか。覚悟が問われる。大抵の人は耐えられない。だからこそ一部の選ばれしものがつかむ栄冠なんだろうと思う。

 

No.10,11,12 東方

どんないきさつであれ、東方が彼の人生に与えた影響は大きいし、その後のピアニスト活動の中でも大きな軸となっている。オーエン、聞き直したわ。ナイツかネイティブかプレインのどれかかと思ったけど違いましたw

ちなみに、ここの自転車シーン、面白すぎ。何回見ても笑う。

 

No.13,14,15 太鼓

「何者かになりたかったんだろうね」と言うところが物語っている。居場所、自己承認欲という。健全な思考だと思う。

なぜ太鼓から退いたのか?という質問は一番彼の傷をえぐるところなんだろうね。後ろめたさと誹謗中傷とが刺さる。おそらく、Youtubeコンテンツとしてピアノを選択したということは後悔していないと思うが、その代償として太鼓と言う青春時代を費やした大きなアイデンティを1つ失うことに対するやるせなさは常に古傷として持っているのだと思う。

動画の中で語っていた、音ゲーのコンポーザーになった人、その人のXのポストを見たけど、この動画に対するコメント。彼がその人に与えた影響がどれだけ大きかったかということがよくわかるものだった。その人だけではなく、彼の曲に影響を受けた人は多くいる。それこそ何千と言う単位だと思う。もちろん、ピアノから彼のファンになった人にも影響を与えているけど、太鼓はそれこそ、小中高という一番多感な時期での出来事なので重みが違う。すごいことだと思うよ。心から

 

No.16 スパチャで買ったもの

Steinwayが買えるほどのスパチャ。その時の動画を思い出す。先物投資ではなく、結果で買ったというところに価値がある。

他の配信者を見るとスパチャに対しての感謝を伝える人が多い。「もらって当たり前と思っていない。うれしい。」ということなんだろう。感謝されれば人はうれしいし、もっとしてあげようという気になる。傍から見ても、感謝されていいなぁ、私もされたい、となる。が、それもうがった見方をすると、スパチャを奨励している、スパチャしない人に罪悪感を与えているようにも見える。

 

彼のようにあえて過度に「感謝」を伝えないというのは、スパチャをしない人への配慮もあると思っている。決して、スパチャに対し感謝やうれしいという気持ちを持っていないわけではない。彼はきちんと考え言動している。彼の優先順位は何事に対しても一貫して、「弱者」を守ること。それにより、彼に直接的なメリットを与える人を冷遇することになったとしても、そのスタンスは変わらない。それが彼のポリシーであり信念なんだと思う。こういうところなんだよな、まさに彼と言う人間性が表れるところ。リスナーに対し安直軽々しい言動はしない。強者に媚びることもない。

この登録数、ファンの数は伊達じゃない。多くの人間は、人の本質を見抜く力を持っている。

 

ぷるるん、これも言いたかったんだろうね。

その前の親も見ているという下りには温かいものを感じつつも、冒頭の「持ち上げられすぎてつらい」につながる。ここに楔を打ちたかったんだろうね。

1番しかなれない正当にピアニストで食べていく路線を断ち切った時に、覚悟を決めたのだと思う。完全分離、一線を画すということを。

にもかかわらず、素人のリスナーは1番のピアニストと同等の賛辞を贈る。贈る方、贈られる方、どちらにも非はない。ただ、彼の中での住み分けとそれによる立ち位置の違い、それに反するということ。素敵なピアニストではなく、面白い演奏系Youtuberとして見て欲しい。彼がそう願ったとしても、集客のためのピアノアレンジ、音作りは、素敵なピアニストに寄って行ってしまう。悩ましいところなのであろう。

 

No.17 難音ゲーのピアノ演奏

音ゲーコンポーザーからもガチ質問が来るとは。オモロ

それだけその世界で音楽家として認められているという事だと思う。音ゲーはピアノだけで演奏するには厳しい曲もアリ、そこがプレイヤーの腕の見せ所なんだろうね。音ゲーのアレンジ、ピカ一だと思うよ。

 

 

この動画のコメントを見る限り、おおむね好意的。

そう、今更何を暴露したところで彼の功績や実力は変わらない。多くのリスナーの信頼もゆるぎない。

ただ、Youtuberとしての皮をかぶった状態の発言は、100%本当の彼であることはないということも心の片隅に入れておく必要がある。冒頭に彼が言った「この中で俺のことをわかっているやつ多分3人もいない」というのが真実。我々は彼のことは何もわかっていない、彼が見えるところで行う言動のみでこういう人間だと勝手に決めつけ、良くも悪くも妄想し踊らさる。

 

彼自身への見方は冷静沈着に、彼のコンテンツは熱く楽しむ。それがベスト解に思うわ

ともあれ、第二弾、三弾を期待したい