火曜日からだいぶたってしまった。

そしてGWに突入。今年は(も?)10連休です。

 

ぼちぼち書いていく

 

 

1つ目、ららら♪くらぶの好きな日本人ピアニスト投票

408名のピアニストの名前があがり、総投票数は18672だったとある

最初の表はこの18672を仕分けしたもの。1~408位までつくところを50位までで切っている。足し算していったら、27位で18810となった。

ん?総投票数18672、越えとるやん。408人いるんだから残りの391人はどうなった?

総投票数というのは、7364人が複数回投票したという意味?

単純に割ると、同じ人が2.5回投票しているということか?

一人複数回の投票はアリ?でもって、18672の一つ一つには最大3つまでピアニスト名をかけるので、総数としてはMAX18672×3=56016ってこと?

なんとも不透明な集計方法だ。

1番が1位になったにもかかわらず、本人無反応なところを見ると、彼的には重視していないのであろう。ピアニストではなくYoutuber投票だったら大喜びだったかもしれないが。

 

 

2つ目、Xのブロック

ついにブロックされてしまったようですな。リポストで見かけなくなったのをつい最近気が付いた。何人ブロックしたのかわからないが、イツメンの3人は確実にやられたね。その人のアカウントに行って理解した。

かなりしつこかったからなー。天然なのかアンチなのかちょっと弱い人なのか判断が付きにくく、自分的にはスルーしていたが、さすがに何でもかんでも毎回同じ内容や、無意味なツッコミだったりと。よくここまでよく耐えたと思うわ。別アカウントで再びと言う可能性もあるけど、最悪それでDM攻撃しているかもしれないし、余計な苦労はしていないことを祈るのみ。

 

 

3つ目、土曜日恒例の動画

そう、香港ストピ動画、絶対にあると思っていた。

どこのメーカーのピアノ?と思っていたらメーカーさんがXで発信していたね。

曲の選択が秀逸だった。アニソン、JPOP+現地のPOPs、ボカロ。最初に、聞いたことある?!なのか何だろう??なのか分からないけど、人の興味を引き、現地のPOPsで距離感をつめ、最後にわからないけど面白い曲を弾いていると更に引き付ける。

彼はいとも簡単にメドレーを作るけど、実は結構難易度高いのではと思うようになってきた。ネットピアニストの中でも誰もが出来るものではないということに気が付き始めてからかな。

戻って。

ストピ文化が日本ほど流行っていないのであれば、こういったものは新鮮だっただろうし面白かったんじゃないかな。最後に現地の人と交流するのもいいよね。

単語レベルでも日本語を知っているところに親近感が沸く。

今回も、いい構成の動画だった。

 

 

4つ目、バーバパパにはまる

正確には、彼の動画のバーバパパにハマるです。

ウ”ィ”エ”動画の時もそうだったんだけど、気が付けばこの動画再生している。

どこがハマるのか自分でも説明できないんだけど、このジワる何とも言えない世界観?にハマっている。

 

クラッシックで現代音楽というと、奇をてらったような曲だったりして好きではない。いやむしろ嫌い。何がいいのか、再度聞いてみようと思わない、今すぐやめてくれと思う。バーバパパもある意味、奇をてらってはいるんだけど、ちゃんとメロディがあってリズムがあって、ハーモニーだけ普通とは違う、構成も普通とは違うのだろうけど。音楽の3つの要素の内最低限2つは満たさないと、音楽からは外れる。専門家ではないので知らんけど、そんな感じなのかな。

彼も聴いているくらいだから、音楽としての良さと言うのはあるのだろうね。

あえて本家の曲を聞こうとまでは思わないけど、彼を追う事で新種の音楽に触れれるのは楽しい。

 

 

5つ目、ニコニコ

2日間楽しんでるようですな。今回は配信がなかったのが残念。

いやーニコニコと言えば、最近気が付いたこと。彼の配信を見るために一時的に有料会員になったんだけど、解約できてなくて22年10月からずっと会費を払い続けていたという、、ガビーーン。

これがまたちょっとトリッキーなのですよ。検索したらすぐに出てくるんだけど、XやYahooとか他のアカウントと紐づけて登録出来るので、PCで登録したアカウントと携帯で登録したアカウント、2つ出来ちゃってたんだよね。PCで見たり、携帯で見たりしていたから。まさかそれが別アカウントになっていたとは気が付かず。アカウント別なのにプレミアムは片方申し込んだら両方についていて、PC側の方はちゃんと解約していたんだけど、携帯に別アカウントが出来てそちらも解約処理が必要だったとは気が付かず、、。引き落としの明細をちゃんと確認していたらすぐに分かったことなんだけどね。一応過去にさかのぼって不審な引き落としがないか確認しましたが、大丈夫でした。有料サブスク系はアカウントきちんと見ておかないと危険。今はクレジット使用のたびにLineで実績がすぐに送られてきて確認できるようにしているので、もうこんなことはないと思います。

 

 

本題、火曜日のオケ共演コンサート

まず最初に愚痴っていいでしょうか?

席について。自分では選べなかったし、発券時に場所は確認したんだけど。

前から2列目。舞台に向かって右手端寄り。S席です。

微妙微妙微妙微妙、、、、、微妙過ぎました。

1列目と高さが同じなので被って舞台が見えにくいのと、ピアノは譜面台が立てられていて顔が半分隠れているのとでほぼ彼を見ることができず。2列目中央や左手寄りだったらまだ良かったのかもしれないが、2列目の右端はないわ・・

今まで恵まれ過ぎたのか、席についての不満は1回もなかった。

映画も一番後ろの席を取るタイプなので、前方と言うだけで嫌。

ららら♪で発売時間ほぼジャストに申し込んでしまったから、そういう席順になったのか?わからんけど。大会場の場合は、S席ではなくA席の早めを申し込むのがよい気がする。

彼が見えないことで不満だったのは、演奏時はいいんだけど、それ以外でオケや指揮者の方とやり取りしているシーンが見れなかったこと。会場から笑いが起こっているので、「何か」あったんだろうけど、前列右手はその様子が全くみれんのよ。クーーー。

音については、目の前に低音部の弦楽器の方々がいるのと、PAのスピーカーがバンとあるので、どうしても偏りある聞こえ方になってしまう。弦楽器の迫力ある演奏を目の前で聞けたというのは貴重な経験だったとは思うけど。

いやー、「毎年やります!」と宣言してくれるなら、こういうこともある、でさらっと行くんだけど、こがオケとコラボ最後になってしまうのであれば、悔やむわ。一期一会で、先の保証は何もないからね。

と個人的な不満はありつつも、端っこまでびっちり埋まっていたというのは彼にとってはよかったよね。

愚痴長っ。スイマセン。

 

では主題へ。

 

1部はクラッシック音楽名曲選

名曲だし有名曲。このコラボはWin-Winを狙っているから、オケ側からしたら、どれだけ新規のクラッシックファンを獲得できるか、だからね。

つまらん(失礼)、いや、クラッシック界では有名でも一般受けしない曲を弾いて、「早く終われ」と逆効果になるのはさけたいところ。

 

曲名は知らなかったけど曲は知っていた、マスカーニの過激「カヴァレリア・ルスティカーナ」より”間奏曲”がよかったなぁ。曲的には威風堂々の方が雄大なんだろうけど、こっちの曲の方が深く奥行き感があってよかった。

一概に良し悪しは言えないが、高揚度合いでいうと前回の映画音楽の方が高かったかな。

映画音楽は映画自体も音楽自体にもよりなじみが深いからね。

迫力もあったし、全身に響いた。これも席のせいか?前回は1階のほぼ中央だったから。

 

脱線。ハープの人が一人調律していたんだけど、最初聞いた時ピアノかと思った。特に低音はピアノそのものに聞こえた。高音になるとピアノと言うよりチェンバロっぽかったけれど、ハープもピアノも弦を使うというところで近いんだなということを初めて知った。

 

2部。スペシャルステージ!

よかった。すごくよかった。1曲1曲全集中、周りの人も皆同じで、身動き一つせずに舞台、そして彼へと全神経を注ぐ。あの張りつめた空気と、同志との一体感がたまらない。

 

DANはバイオリンの前奏雰囲気あった。あの曲はピアノの曲だからオケにすると聞き慣れてないせいかちょっと違和感ある。オケはキメとのところが強調しすぎかなと思った。ピアノとオケではぴパのメインオケBGM的な構成で聞いてみたかったかなと思う。オケがはいると立体感が出るからゴージャスではあったが。

 

色は匂へどはどういう理由での選曲だったのか知りたい。大橋さん編曲だけど、いくつか候補を出してその中から大橋さんが選んだのか、彼がこれがやりたいと言ったのか。1つ1つの裏話欲しいよね。

原曲を聞いてみたら、オケでやってみたいというのはちょっとわかるように思う。これもピアノメインの曲だけど、BGMとしてバイオリンや木管を入れたい。

ちょっと時間が経って記憶が薄れているところはあるんだけど、いいバランスだったように思う。壮大でありかつピアノが際立ち、とてもドラマチックだった。

 

ソロは2回あって、1回目のソロは東方メドレー、2回目はとあるだった。

1回目は2部始まってしょっぱなだったからか少し硬さを感じた。

とあるは中盤だったので緊張がほぐれたかいつもの伸びやかな演奏だった。PAのスピーカーがさー、目の前にドンとそびえたっているのよ。←しつこい

2列目よ。直な音が聞きたかったよ。ソロを目の前で聞けることってなかなかないチャンスだからね。そこだけが悔やまれるなぁ。

 

ネットで流行った曲メドレー、いきなりロリ神で吹いたw

オケの皆さんが真剣に演奏されているその姿に心打たれつつも。いろいろ混じっていたから曲は知っていても曲名がパッと出てこずもどかしい。

BadAppleがすごく良かった。低音のド迫力がめちゃんこカッケーでしたわ。

全体的によくまとまったメドレーだった。スピード感と強弱のバランスが素晴らしかったです。大橋さんが耳コピされてオケアレンジを作られたとか。クラッシック系編曲家の方に何させとんねん笑

やっぱり「編曲」だから本家とは違う。本家を求めている人には違うものに感じたかもしれないけど、オケとやるということはオケに合わせた編曲となるからね。バンドや電子音楽とは違う世界。でも、それが逆に新鮮であり面白さを感じる。

 

本公演のための新曲、これですよこれ。これが第一のお目当てですから。

パンフレットに大橋さんからのメッセージが寄せられていて。おおよそ500文字の。

その中からの抜粋

新曲ピアノ協奏曲は、アニメ音楽でもなく、ゲーム音楽でもなく、完全な「クラッシック音楽」です。一聴するとモーツアルトやシューベルト、シューマンと言った感じです。しかし、その作曲の中身はかなり現代的であり凝っています。

(略)

かなり「自由自在」に書かれています。この「自由自在」という要素は、普段から彼のピアノ演奏に表れており、彼の音楽の根幹をなすものではないでしょうか。その彼の「自由自在」を「クラッシック音楽」の枠に絶妙に収めて作曲されたのが、今回のこの新曲ピアノ協奏曲となります。

大橋さん、クラッシック専門で、芸大でも教鞭をとる偉大な先生ですよ。その先生から、彼の作曲、演奏について語られる言葉一つ一つに愛と専門家としての視点が含まれていてジーンとくる。彼の作曲スキルと言うのは前回でも認められたんであろうが、演奏についても言及してくれて、彼の音楽家としての芯の部分をよく見抜いていると思う。おそらく彼の演奏動画も相当見てくれたんだろう。

今回のコラボは大橋さんの希望もあったのではないかと思う。編曲してみたいと思わせる音楽がそこにあるからなんだろう。

 

モーツアルト、シューベルト、シューマン

確かに時代的にもそういった音楽が含まれた曲だった。前よりは少し短かったか?いや、短く感じただけで同じくらいだったのか、これまた集中しすぎて覚えておらず。(ヤバイ記憶力) あっという間だった。

メロディが明るく軽やかで聞き心地がよく、かといって単調ではなく、ころころと曲調が変わる、まさに「自由自在」。

今回の曲の方がピアノは間違いなく難しかったと思う。曲か演奏かで言うと、曲のレベルが高かった。ゆえに演奏はまだ向上する余地はあったように思う。

動画がでるであろうことは匂わせがあったので、この曲へのエピソードも含め動画になることを待ち望む。と同時に、東方を仕上げたように何年かけてでも弾きこんで完成させて欲しいと思った。その価値がある素晴らしい曲だったと思う。

 

最後アンコールでナイツを弾いたけど、この曲のソロを弾いても良かったんじゃないかなと思った。1年前の処女作でも曲について語らなかったので、おそらく今回も彼の口から語られることはないのであろう。口ではなく、作品や演奏でそれを物語っているのでそれ以上求めることはない。が、彼の音楽がクラッシックへ逆輸入する。「完全なクラッシックであり、アニメでもゲーム曲でもない現代音楽」を作れる稀有な人物として、クラッシック界へ一石を投じられる一人であることは間違いない。

 

チャレンジして欲しいと思う。大橋さんがここまで「ホレた」音楽家であること、これも一つのつかんだチャンス。彼の方向性、優先度もあるだろうけど、伝統あるクラッシックの世界への進出も期待せずにはいられない。

 

改めて思うに。彼は偉大な音楽家です。

普段ほとんど垣間見せないクラッシックの世界に簡単に踏み込み専門家をうならせる。新しい扉を次から次へと開いていく姿から目を離せない。

 

そんなことを余韻と共に思いを巡らしながら帰路につく。心に残るコンサートでした。