日曜18時半、無事リアタイ
新しい企画で来たね
海外演奏系Youtuberかー
香港公演についてはチラホラ漏れていたけど、彼らしい発表の仕方。
動画について
まず、この香港のYoutuberはもちろん知りませんでしたわ。
演奏を聞くと東方もボカロもアニソンも、日本の曲を結構カバーしていて、暗譜ですっと出てくるあたり、にわかではない。
彼とのつながりについては情報がないのでわからないけど、演奏曲の被りからして影響受けているのであろう。他の日本のピアノYoutuberも見てる感じだね。別の動画では、弾き方がまらさんに似ているところもあり、いろんなピアニストを研究しているように見えた。
紛らわしいので、一旦、「偽彼」と呼ぶことにする。
偽彼のYoutubeサイトで演奏動画もいくつか見て見た。どちらかの書き込みに「独学でここまでやってきた」とあった。演奏スタイルからするに、おそらく正しい情報だろう。
いやー、すごいわ。いつからピアノ始めたのか知らないけど、独学でここまでたどり着くのには並大抵の努力ではないと思う。
日本語も少しできるのかな?
簡単な会話だったら出来そうだったしね。曲にしても言葉にしても日本へのリスペクトを感じる。
香港でのストピ動画も上がっていたけど、いや、日本と全然違うね。誰も足を止めない。彼の韓国ストピ動画もそんな感じだったかな。
考えてみたら、日本にだってストピ文化があったわけではない。もともと海外、音楽への造詣が深い欧州中心の文化だった。
それがここまで根付いた。ピアノを弾いていると立ち止まり演奏を聴きいる。場所や演奏者によっては大観衆、となるまで発展した。
彼始め、まさに先駆者達によって「ストピ文化」が急激に拓かれ広がった。香港だって韓国だって、もしかしたらそういうブームがいつか到来するかもしれない。
ただ、それがお国によって違うんだろうね。日本で流行った同じルートではない。別な未知なるルートがある。ゼロからイチを作るとはそういうこと。奇跡のような確率でいろんな要素が絡み合って実現するのだろう。
企画について
情報、状況をつなぎあわせると。おそらく、偽彼のマネージャの方から彼へ企画の連絡が入ったのだと思う。「偽彼が日本で彼をパクってストピを弾く」という企画。その許可をホンモノ彼から得た。そしてその時に、彼が「ドッキリ」を持ちかけたのだと思う。
偽彼が知っていたことは、ホンモノの彼から「パクリの許可」を得た、と言う事だけだったと思う。で、偽彼は彼を装って演奏したり、リスナーの方とコミュニケーションを取る。最後に種明かし、パクリであることを打ち明ける。そういう流れなんだろう。
面白い企画だった
賛否両論、いろんな声が上がっているけど。
簡単な方から
・私だったら絶対に間違いません
・ホンモノの演奏の方がずっといいです
系のコメントね。彼的には一番不要なコメ。
次、
・人をだましてはいけないと思います
「だます」と「いたずら」の区別がつかない人。偏見入るけど高齢者なんかな。実際「詐欺」に合う人っていうのは決まってるからね。「普通」騙されないだろう、ということにも引っかかる。詐欺についてはだます方が100%悪いことは重々承知の上で言うけど、「だます」が成立するのは「だまされる」人がいる。「だまされる」ということは、単なる事実としてだけ言うと、判断力の欠如がそこにある。
「ドッキリ」は「だます」ではなく「いたずら」。だから最後に種明かしをする。
彼と偽彼の動画と概要を見たらそのからくりはすべてわかるし、見なかったとしてもその発想力がある人には難なくわかること。
これを「だます」と見る人には申し訳ないけど詐欺でだまされる人と同じ。1から100まで一つのロジックも飛ばさずに懇切丁寧に説明しないと理解できない、判断できない人なんだろう。
今回、そういった人が一定数いるという事は認識しつつ、そういう人に「気を遣うのを止めた」んだと思う。なぜならYoutubeを楽しむ多くの人にとって、そういった100%の種明かしや誤解を避ける、言い訳をするは無粋であり不要な事だから。
更に笑えることに、
・「人をだます」ことを強いられた?偽彼は被害者だと思う
と、わざわざホンモノの名前を名指してのXのポストがあった。おそらくリスナーの人。判断力の欠如は妄想を生み出す。「彼が偽彼にだますことを強いた」という妄想。
そこまで疑心暗鬼になるなら、判断つかないなら、離れた方がいいと思うわ。彼にとっては「ROMれ」の迷惑なリスナーに分類される人。
そういう声もあがるであろうこと全部見越しての企画。
ネットを知り尽くす彼としては、ネットとはそういうところで、様々な意見に対し何一つ「想定外」なことはなかったと思うよ。
とはいえ、アンチと同じで一部とはいえ「目立つ」”いかがなものか”意見は、”わかって楽しもう”としているリスナーにとっては邪魔でしかない。
ま、最近その手のものがめっきり減ったから今回がちょっと「目立つ」だけ、という気がしてきたが。
体格も違うし、背中に張り紙するというベタな「ネタバラシ」
間違われる可能性が極極低い中、引っかかってくれた人がいたからこそ、この動画が世に出た。本人を前にしても偽彼の方をホンモノと思い込む、ウソだろみたいなことが起こった、そのアクシデントこそが奇跡であり動画の価値なんだと思う。
彼は「海外」を意識して動画づくりをしていない。にも拘わらず海外で演奏会を開けるほどの知名度を持っているということ。「音楽」はもとより「ドッキリ」に言葉はいらない。万国共通の概念なのかもしれない。
彼が洋楽を語ることはほぼないし、演奏もあまり記憶にない。日本固有で、どちらかというとマイナーな部類の音楽を好む。要するに、海外の人と同じ音楽で交わるというのは確率的に非常に低い。そんな中、相手の方から「彼の音楽」に寄ってきてくれた。だからこそ実現した連弾。それ自体が貴重な体験であり、感動を覚える。
いや、ない。絶対にないとは思ってはいるが。
香港や他の国においてストピ文化を立ち上げる。そこに挑戦する、なーんてことが万が一起こったら興奮する。
香港ではストピに行くだろうし動画撮影もするだろう。日本では得られない「何か」世界へのきっかけをつかめるといい。と勝手に”妄想”する。
彼の音楽は日本のみにとどまるのはもったいない。クセのある音楽。それを世界がどこまで受け入れるかはわからないけど。少なくとも「流行らなかった」クラッシックの現代音楽よりは、メロディやリズム、ハーモニーなどが「まとも」なので受け入れられやすいとは思う。
香港公演、果たしてどうなるのか。
彼が引き受けるということは「動画撮影」はする前提だと思う。香港で弾いてみた動画、期待したいね。