余韻残る中、軽いネタをちょちょっと

 

会場でのこと

昨日は1階のおおよそ真ん中付近の席だったんだけど、ライトの演出がなかなか強烈で、直眼に入ってくる。その度に、うぉ~!とおののいていた。これぞ、ういビーム、ロリ神ばりにやられたわ。アナタは何もしなくても十分まぶしいですから、更に光を足さなくとも良いですよ、ってか。

席によって影響なしだったり、盛り上がってよかったという意見もあるんだろうが。

はい。しょっぱなからどうでもいいネタでした。

 

 

楽譜を見ない

新曲だろうとメドレーだろうと長い曲だろうと、基本楽譜は見ない。それが彼のスタイル。案件物は別として。

 

Xを見ていて、なるほどなと思ったポストがあった。

https://x.com/Piano_Space/status/1745376333541318722?s=20

 

これ、なかなか的を得てる。

テクニックや即興性が磨かれるというのもそうだし、イマジネーション、楽器がなくとも頭の中で音楽を鳴らせるということ。

そして、「作品があなたのものになり始める。」という言葉。

楽譜を見て弾いている限り、その曲は作曲者や編曲者のものということ。クラッシックはともかく、それ以外のジャンルは自由度が高い。逆にいうとそれを活かしきれるかが、演奏者の力量なんだろう。

 

POPSやアニソンなど誰かが編曲した楽譜というのはあくまで一リファレンス。たとえ上級であっても、そのまま弾くだけというのはごまんといる大勢のアマチュアと変わりない。

 

音楽はもっと創造的で無限の可能性を生み出すことが出来る。「作品を自分のものにしていく。」それが突出してできる人がプロなんだろう。

単に記憶力の話じゃない。一曲をどう分解してどう頭の中にしまっているか、それを引き出す際に手を加えるのか加えないのか、長年かけて培った高度な判断力とアレンジの引き出しが根底にある。

演奏時に楽譜を用いないこと、多くの人を引き付ける音楽を作る、演奏できることとは、深い関係性があるのであろう。

 

 

 

毎日新聞の記事

彼からは発信ないけど、いい記事だった。

有料記事なので、一部心に残ったところをピックアップ

一般的なピアニストの道も歩んでいないので、批判されることも多い。その批判は受け止めつつも、元々ピアノ好きではない人たちが興味を持つきっかけくらいはつくれたんじゃないかと思っている

彼の強さって、「批判を受け止める」力を持っていることだと思う。

学生生活もつらいことが多かったと語っていた。それでも逃げずにやってきた。

誤解無きよう言葉を足すと、「逃げる事」は決して悪いことではない。「逃げざる状況」に陥らせたものが悪い。その要因が取り除けないのであれば、「逃げる事」がベストということもある。

 

彼は、自分に向けられた負の感情、蔑みに対し立ち向かうのではなく、「受け止める」ことができる。決して声高に反論したり、し返したりはしない。

王道ではない道を歩んできたことに対しての物言い、見下しも甘んじて受け入れる。それは自分が選択してきた道、それはすべて自分の責任であるという覚悟を持っている。

 

古典的で型にはまったエンタメの世界。そこから脱却し、新たなエンタメ市場を拓く。使命感とも思えるほどのパイオニア精神。

批判も的を得たものとそうでないものがある。それを冷静に取捨選別して、0から1を作り出すのに必要なモノを取り入れる。それ以外は否定するのではなく「なるほどね。」と、世間を知る一つの物差しとして使う。それだけのこと

努力、才能もさることながら、こういった稀有な人間的特性も成功要因につながっているのではなかろうか。

 

Xのポストでもう一つ

https://x.com/yabumoto610/status/1746326824060358811?s=20

誰ともつるまず、批判さえも糧にし、孤高に生きる。

そこには表にはださない強いプライドがある。ゆえに輝いている。

妙に説得力ある言葉だと思う。

 

 

 

Xのお知らせ

太鼓動画の匂わせ。一仕事終えて1日好きなことに没頭する。

「仕事」人間でありストイックさを持つと同時に、自分の欲望に実直。

徹底してやりたいことをやる。誰もができる生き方ではない。とわかりつつも、一度きりの人生としては、こういった振り切った生き方はうらやましくも思う。