春、秋は過ごしやすい季節ではあるけれど、寒暖であったり雨だったりと、休日祝日においてジャストに最高な日和は決して多くない
そう考えると、貴重な「最高な日和の休日」をどう有意義に使うかというのは重要
屋外だよね。自然だよね。というわけで今日は代々木公園にレジャーシートもって行ってきました。
タイフェスタ?イベントが開催されており、大賑わいの代々木、原宿界隈
マスクレスも増えているので密集はちょっと怖い
まぁ日常に戻りつつあるということ
ともあれ公園でゆっくり過ごすことができ今日も満足な1日でした。
土日のプレミア公開、バッチリリアタイです。
土曜の方から。2つの対比、両極端の感情が伝わってきた笑
それを客観的に見ている自分という構図
これぞ主演俺、プロデューサー俺
華やかな舞台に立てる知名度と実力を持ちつつ雑踏(でもないけど)街の一風景のストピに溶け込み誰にも気にされない自分
それを面白がっているんだろうね
シュールというかなんと言うか
この構図を取り上げるところが彼独特の感性。そこんところ、まことにもってオモロイわ
日曜の方
彼の弾くネイティブフェイスは優しい
今回初めて原曲を聴いてみた。
激しさと優しさを共に備えている曲
彼らしい解釈だと思った。音の重なりをペダルではなく和声で表現したい。音を濁らせたくない。楽曲の美しさを損なわぬよう細心の注意を払う。
多くの人、いろんな状態、感情を持っている人、すべての人が音楽を楽しめるように気を配る。ほんの小さな棘、異物を含まないよう
そんな風に思えた
このピアノがある部屋は周囲の環境や人の目を気にせず自分の世界に浸れる場所
いつものように、ほとんど動きも表情もない
にも拘わらずピアニストのオーラ、エネルギーをひしひしと感じる
魂がその集中力を生み出し、そしてそれがオーラ、エネルギーとして表れるのであろう
ピアノに向かう彼は特別。侵し難い美がある
今回もそんな演奏動画だった
話は変わって
いや、戻って
オケ共演動画の話。しつこくて申し訳ないっす
コメントも多くそれにも感化されるし、聞くほどにいろいろ思うところが出てくる
作曲と編曲の違い
作曲 0から1を生み出す
編曲 1を100にする
正確ではないかもしれないが、大雑把に言うとそういうことなんだろう
以前ゆゆうたさんが動画の中で言ってた言葉を思い出した
彼は0から1を生み出すことができる人
なるほどな、と
今思うにゆゆさんの観察眼、表現力は素晴らしい
1を100にする。どれだけエモくできるかというのも好きだと思うが、彼の特性でいうと0から1を生み出す方が圧倒的に好きなんだろう。
クラッシックの曲
コメントの中にはここに突っかかっているものもある。
っぽくないとかテーマは何かとか
編曲家の方の言葉を借りると「クラッシックアプローチ」とある
彼自身も「クラッシックの作曲手法はいろいろ制約がある」と言っている
専門家、クラッシック作曲を学んだ人は理解しているだろうが、世の中極々僅かな人たちだけがわかる世界。つまりほとんどはド素人が自分の感想、イメージで言っているだけ
かくいう自分もド素人なので、クラッシックに関する本を1冊読んでみた
他にもYoutubeで解説してくれている車田さんの動画をチラチラ見てクラッシックなるものを少しだけでも知ろうとしている
その時に書いた記事。もしご興味があればめっちゃ荒く要約しているのでどうぞ
この中で、読んだ本の要約としてこのように書いた。
クラッシックが難解である理由
クラッシック音楽が「難解」「とっつきにくい」といわれる理由の一つが何を描いているかわからないことにある。これは当然で歌やオペラ以外の音楽はもともと「何かを描いた音楽」ではないのだ。作曲家たちは「ただ
書いた」だけなのだ。
別記事、車田さん動画のまとめを書いた中にもあった。
2.音楽が伝えることが出来るもの。感情、情景?
- 義務教育の音楽の中で「馬車の音を表している」「川の流れを表している」と習ったことによる功罪。音楽が情景を伝えるというのは最大の誤解。
- (略)
- ロマン派の作曲家は絵画や詩、物語からインスピレーションを得て音楽で表現しようとした。それに標題をつけてで補おうとした
- 作曲家は音楽に感情のエネルギーをのせ、聞き手はその感情のエネルギーを受け取り自分の経験に基づき自由に情景を想像する
クラッシックという専門分野に対し、敬意なく素人が簡単に評することへの違和感。
クラッシック云々、標題云々、何を伝えたかったか云々を言う前に、ちょっと考えるとか調べるとかあるよね。何を伝えたかったかを知るのに必要なのは「想像力」「感性」。答えを教えてというのは違う。そういう人は、クラッシック界では門前払いということ
1日に何回か聴いているけど、最後の章、明るいうきうきした感じのところいいよね。
最後華やかに終わるのもいい。
0から1を生み出してくれたことに今日も賞賛と感謝を送りたい
手を寝かせて弾く方法について
Youtube動画で見た順番
①車田さんチャンネルの「ピアノ名曲10曲紹介」
②そこで紹介されていたシューベルト「即興曲作品90の3」ホロビッツ氏
③車田さんチャンネルの20世紀最高のピアニストとして名が挙がる「ホロビッツ氏」
①で知ったこと
- シューベルト「即興曲作品90の3」は変ト長調(フラットが6つもある)、ほとんど黒鍵で弾く曲で優しく柔らかい
- ほとんどの音をピアノの奥の方で演奏することなる
- てこの原理でピアノの手前で演奏すると強い音が、奥で演奏すると弱い音が出る
- 優しい演奏をしたい場合は奥の方で弾くことがある
ピアノの弾く位置について今までそんなに着目していなかった。
奥で弾くと柔らかい音が出る?そういわれてみれば彼は黒鍵をギリギリのところ、指が鍵盤蓋にぶつかるくらい奥を弾いていることがよくある。
柔らかい音を出したかったということか?
②で知ったこと
即興曲90の3を検索して出てきたのがホロビッツ氏の動画だったのでそれを見た。
ビックリした。いろんな意味で
これが偉大なピアニストか、と。違う。とにかく誰とも違う
ショパンコンクールで皆同じに思えるほどの解像度しか持たない自分でもわかるほど。例えていうのであれば、ショパンコンクールが1.21と1.23の違いを競っているように見えるのに対し、4とか5とか、完全にとびぬけている。そんな感じ。
もう一つは、指の動きが彼そっくり。なでるように弾くこと、鍵盤蓋にぶつかるくらい奥の黒鍵を手を平らにした状態で弾くこと
この動画を見て、再度彼の動画を見ると、弾く鍵盤の位置を常に変えていることがわかる。アップライトよりはグランドピアノで弾いているもののほうがその傾向が出ている。彼の音楽表現の豊かさ、その理由の一つがここにあるのではと思う。
③で知ったこと
ホロビッツ氏の弾き方の理由を知るために再度車田さんのチャンネルに戻り「ホロビッツ氏について」の動画を視聴。
- 多才な音色を鳴らすことができる
- 小さな音から大きな音、音色、一つ一つの音の輪郭が際立っている
- ピアニストはこういう音色を出したいと思って弾いている。何度も繰り返すことで出せるようになっていく
- いい音を出すためには、本当に必要な筋肉を鍛える。長い間をかけてその筋肉を鍛えていく。一度その筋肉が付くと衰えない。
- 手を平べったく伸ばしたままなでているように見えるが、あの弾き方は難しい。指を伸ばすと真ん中あたりの鍵盤を弾くことになる。
- ペダルを使うところで使わない。今まで聞いたことのない音色が出せる
- 自由。遊んでいるように見える。こうしたいと思った時にその場でその瞬間にその「音」の引き出しを出せる。
- そうすると誰も聴いたことのない音楽を聴くことができる。自由の境地