また見てる。やっぱり楽しいわこれ。

コメント欄でセトリを書いてくれている人がいて、それを眺めるだけでもよくもまぁこれだけのジャンルの曲を弾けたもんだと感心する。楽譜も見ずに。

 
聞いている最中にふとこんな多くの曲を連続で弾く人いる?って。(あ、ゆゆうたさん... あの方は殿堂入り、除外ということで)
ピアノはよみぃさん以外はほとんど聞かない。
聞かないと決めているわけではなく新規で上がってきたら再生はするけど1曲持たずに閉じてしまう。特にストピの場合、時々ピアノに座るやいなや指慣らしと称し音階を弾きながら「何を弾こうかな」と考えるシーンがあるけど、あれがとにかく嫌い。それが始まったとたんに画面を閉じる。なぜそこまで嫌なのかは自分でも不明。でもダメなものはダメ。虫唾が走るほどの拒絶反応が出る。説明できないので、単なる好き嫌いなんでしょう。
 
1曲ですらそんな感じで聞き終えることがないので、生配信はほぼ聞かない。
定期でやられている方はたまたま合えば見ることもある。例えば菊池さんとか。すごい滑らかで柔らかい音だなと感心する。ただやはり1曲は持たずに閉じてしまう。その滑らかさが自分の琴線には触れない。いい音楽だなと思いつつも。別に菊池さんがというわけではない。それは他の奏者、けいちゃんやかてぃんさんでも同じ。
これが音楽との相性なんだろうなと思ってる。単推しの理由ね。
 
 
本題
 
で、こんな多くの曲を連続で弾く人いる?なんだけど、ハラミちゃんが浮かんだんだよね。検索したら、150万人記念の生配信で150曲を弾くという動画、6時間を超える超大作だった。どんな感じで弾いてるのかなという興味からだったけど、普通に楽しもうと思って聞くともたないことはわかっているので、今回は調査分析のために視聴してみることにした。
 
そして30分聞いて気づいた。
曲はPOPSなんだけど演奏はクラッシックなんだよ。
あ、クラッシック、知らないのであくまでイメージ。どれだけドラマチックに演じ聴衆の心をつかむか、これがクラッシックのイメージ。その手法として過度な滑らかさと強弱。これは伝えやすさ観点、鈍い人でもこれだけわかりやすく表現されれば気づくだろうというやつ。ハラミちゃんの演奏はまさにこれ。単調なところがなく、一球入魂ならぬ一音入魂フルパワーでそのドラマチックを演出する。盛り上げるためにものすごいエネルギーをつぎ込む。聴衆はそれに感化され高揚する、って構図。
 
よみぃさんの場合は強弱というよりアクセントを重視しているように思う。和音やリズムが心地よいとか、よくこれだけ難しい曲を次から次へと弾けるなとか、伴奏がごとく歌が聞こえる。聞きながらよく思うこと。
ハラミちゃんは違うんだよね。むしろ逆。和音やリズムに心地よさはない、難しい曲は弾いてない、歌は聞こえてこない、ピアノが主役。極端に言うとね。そこはポイントじゃないんだねきっと。一番大事にしているのはノリなんだと思う。
ほぼ同じテンポでジェットコースターを繰り返す。飽きさせない。曲もものによっては何を弾いているかわからない、メロディが見えないこともある。でもくぎ付けにできるのよ。一音入魂、ジェットコースター、ノリノリだから。がっつり気分を上げてくれる。
 
わかったわ、ハラミちゃんの人気の理由。
親しみやすいメロディを持つPOPSを題材に滑らか&強弱奏法でドラマチックに盛り上げる。長年培ってきた魅せる技術であるクラッシックの奏法を大衆音楽へ展開した。
POPSは歌メインなので人が歌えるように作られている。極端に速かったり難しかったりってない。歌詞もあるので曲の解釈に時間がかからない。世界観はアレンジでいかようにもカバー可。つまり実装のハードルが低い。となると品ぞろえもふんだんに揃えられる。売れるものを大量にという量販店方式。そこでは音ゲーのようなニッチなものは当然扱ってません、みたいな。市場原理、王道、メジャー路線ですよ。
あと、時々視聴者のほうを向いて笑顔を見せるのは、ちゃんとついてきている?ほらこんなに楽しいよ、という合図。離脱させないための策。本人がそれを狙ってやってるかはわからないけど結果、効果としてね。POPSのライブで歌手が客席を指さすとか、合図を送るみたいなもの。観客とのコミュニケーション。出始めのころからやっているように思うので自然にやってるんだと思う。これはハラミちゃんならでは。
こんなもんかな。外野から見た一考察としては。
 
追記
よみぃさんはよりバンド的、ハラミちゃんはオケ寄りの組み立てなのかもしれない。となると、ノリではなく流れ、起承転結というストーリ性なのかな。重視してるのは。
 
 
なかなか面白かった。他の人もやってみようかな。
でもトップ層は特徴あるから分析するまでもないってところもある。二番手、登録者5~30万人くらいの層で面白い人いるかな。たくおんさんくらいかな。たくおんさんも分析するまでもないな。じゃあ三番手からと思ったけど、三番手もそれはそれで分析するまでもないんだよな。うーん、しょうがない違うジャンル行ってみようかな。そのうち気が向いたら。