元ロンドン響、元ウィーンフィルトップのI.B氏が関わっているヤマハトロンボーンの名器「ラボ」。●十年前に登場したときはびっくりした。こんな重い個体…(以下略)。テナー、テナーバスともに生産中止になってかなり経つので、現在現役で使っている人はどれぐらい?

あの重さはバックに通じるものがあって重宝するのだが、最近別の問題が。

 自分がある記念に買ったヤマハのゼノ1世代のテナーバスが●十年経っても、どうもうまく鳴ってくれない。下はかさかさだし、上もへろへろだし。見た目はきれいなので売り飛ばそうか? でも買った経緯や、今は亡き福島市の日野屋楽器店の店員Aさんとの関係、その他を考えると未練があるし、息子も(自分には合っていると思っているらしく)ゲットしようと狙っているようだし。

 で、さっきラボのスライドを付けてみたら、まあまあ鳴る。いいべした。

 ラボのスライドは昔のプロモデルの外観に似ていて、マウスパイプの部分がソーセージみたいにデブっとしている。今は無きドイツのマイスター「アダチ」もそう。そこが吹き心地に関係しているのかな。

 ラボのスライド、単体のみの販売でいいので、復活しませんか?。