高校以来バックの太管トロンボーンを吹いている身として、ブラ2とかツァラとか運命とかアルブレヒツベルガーのカルテットとかに出てくるハイDが鬼門だった。42とか42Cとか42Tとかの話。
このブログで前に書いた通り、どうも1ポジではこの音がしっかり当たらない。ぶら下がるというかツボにはまらないというか。本番で迷惑をかけたことは複数。申し訳ありません。
低めの2ポジで取ると当たる確率が高くなるし、プロの演奏でこのポジションを使った演奏を聴いた(見た)ことがあるので「これで良し」かとも思ったが、やはり1ポジで取りたい。
で、ここ数年、42のベルセクションに50のライトウェイトスライドを付けて(本番は無かったので練習で)吹いていた。これだと1ポジでハイDが当たる。でも他の音が…。
で、この春、久しぶりに本来の42のスライドを付けたら一応Dが当たるようになっていた。おお素晴らしい。吹き始めてから苦節●年、ついに楽器が音を覚えてくれたかな。
40歳代のころにも、小さいマウスピースを使って練習して同様の経験をしたが、しばらくしたら「あれえ? 鳴らないぞ」(以下略)。
今度こそハイDはしっかり鳴るか?