個人練習とか合奏とかレッスンとか、さまざまな場面で「頑張る」必要がある。

 例えば先生から「●日までに、これさらってきて」とか「●日までに、トロンボーン内で合わせておいて」とか、指揮者につかまっていやなパッセージを繰り返しやらされるとか。個人やパート、セクションなどで「●●ができるように力を入れて頑張る」のは分かりやすい。

 でも、例えば合奏で当日「トロンボーンでこの部分メゾフォルテからピアノに落として」とか、体の余計な部分に入っていた緊張が分かって力を抜くとか、個人練習で繰り返し吹くエチュードで外れる音がが多くなり、疲れて調子を崩す前に時々休憩を入れるとか、自分はもっと吹きたいのに、力をセーブする「頑張り」があるのではないか。

 方向が違う「頑張り」を自分なりに消化することは大切。

 

 ちなみに、自分は「頑張れ」と言うのが嫌いで、「頑張れ」と言われるのも嫌いなへそ曲がり。