妻から誘われて今日、福島県出身の音大生3人によるホルン、オーボエ、ピアノの演奏会「フランス音楽の日」に行ってきた。場所は福島県文化センター小ホール。

 プログラムはシャブリエのラルゲット、デュティユーのオーボエソナタ、ドビュッシーの版画など約1時間半。演奏者はいずれも我が子の世代で、自分の年齢を感じてしまった。はははは。

 一方で演奏は聴いて楽しめた。これが自分の世代の奏者で自分もバリバリ吹いていたころなら、自分の技量を棚に上げて演奏の良し悪しを考えていただろうが、今回は音楽をすっと聴くことができた。トロンボーンでなくて他の楽器だったのも幸い。

 デュティユーのオーボエソナタは絶品ですねえ。トロンボーンのコラール・カデンツァ・フーガよりもシリアス感がアップした感じ。こんな曲を知ったのも、こんな演奏会ならではか。