前にも記したが、ブルックナーの神髄は交響曲よりも宗教曲。
 トロンボーンの人たちには、ラルフ・ザウアー氏編曲のアンサンブル版で知られている「Virga Jesse」。最近、本来の合唱をテレビで聴いて、その感を一層強くした。トロンボーンアンサンブルの最高音、ハイDを思い出すと涙が出る。
 動画サイトでも、いくつか演奏がアップされている。自分は合唱経験がないけれど、原曲の無伴奏の混声合唱の難しさが緊張感を醸し出している。アマチュアが取り上げるのは大変か。