「一流」という言葉が難しい。自分にとって身近な音楽だけでなく、日常生活でも「一流」を使うのには慎重になる。

 テレビのバラエティ番組で「一流」「二流」「三流」なんて格付けをする企画がある。例えばブラインドテストで演奏を聞かせ、どっちがアマ楽団、どっちがプロ楽団? という判断を出演者に迫るコーナー。お笑い番組としては成立しているけれど、他人にレッテルを貼るのは難しい。そもそもレッテルを貼る人がその演奏を評価できる人か、ということ。バラエティ番組なら、そこも笑いの要素として、一般の人はどうかなあ。

 例えば「一流の演奏に聴衆が聞き入った」「一流の音楽家に大きな拍手が贈られた」なんて表現が考えられるが、大手雑誌や新聞、テレビ、ラジオで「一流」「二流」「三流」なんて表現はあまり使わない気がする。

 スポーツでも「一流の野球選手」「一流のアスリート」「一流のストライカー」という表現を使うかなあ。自分は分からない。