引っ越しをして、庭のハーブが採れなくなった私に
坊ちゃんがプランターハーブをプレゼントしてくれました(といっても提案だけ・・・お小遣い不足により「プレゼントしたけどお小遣いがないから出来ない」という相談があったので、プレゼントしてもらった体で購入した)
 
レモンバームが生い茂ったので、少し収穫
乾燥させてポプリにしようかと思っています
 

 
さて、最近の星たちの動きは精力的
私たちを「自分らしい」「ありのままの」「基盤からひっくり返してベースを刷新する(創造する)」ために誘っています
 
そんな流れの中・・・
 
いやいや、将来なんてさっぱり見えてこないわ
 
自分の願っている未来がないなんて・・・寂しすぎる
 
そんなことをついつい思ってしまう方。多分あなただけでは無いはずです
ご安心くださいませ
 
でね、究極の到達点については昨日の満月からのメッセージでお伝えしたのですけど
そこは「最終的に」の部分
誰もが。みんな。そこに至ることを願っている
そんなところです
 
なので、「そうなんだけど~。わかるけど~。でも夢は見たいよね」
そういう感覚もあるかと思います
 
私のお客様は、ごくごごく普通の主婦やOLさんが多いです(一見、ですが)
でも、不思議なことが好きだったり、すごく興味はあるけど、普段は現実的な考えをしているような人がほとんどです

 私自身も、スピリチュアル感が薄くて、「社会生活を営むこと」 「人として生きること」が大前提ですので
それほど【もの凄い感じ】のタイプでもないので「何となく気になって」という人が多いのも特徴です

 
なので、ガッツリ【今】を生きているから
キラキラな世界をふわふわと生きる、とか
楽しいだけの世界
なんていうのが想像できないので、【私の理想とする世界(荒唐無稽系)】が想像できないという気持ちはとてもよく分かります
 
何となく、心配や不安があっても直ぐに意識(思考)を整えられて、心地よく幸せに笑って生きているんだろうな・・・
 
そんな感じはしていても、じゃあどんな世界が好き?と言われたら「分からんな」だと思うのです
 
 
で、そんな私は無類の漫画とアニメ好きです
実家にいたときは、漫画やアニメは禁止。購入なんてもってのほか・・・でしたが
そんなときも、小説を楽しんでいました
 
こっそりと楽しみ始めたのは高校生からです
 
でね。みなさんも、小説や漫画、アニメなどもご覧になる(もしくは、気になっている)とおもいますけど
その「物語に憧れる」というのが「夢を見ている」「自分の在りたい世界を描いている」のではないかと思うのです
 
 
 
人は生きる為に何らかの「使命」を求めます
そして、その「使命」があるから、現実世界が苦しくても、困難でも、乗り越えていける。そのための力を得ることが出来るのだと考えています
 
「使命」があるから・・・
 
でもね、その「使命」って自分自身が与える(生み出す、つくり出す)もののように感じていて
天が私たちに願っているのは「人として生きて、経験しなさい」って事だけだと思います
 
だから、無理に「使命」を探す必要も無い
 
 
なので
私には思い当たる「使命」も、憧れる「世界(未来)」もない
 
生きていることに何の意味がない
 
そう思ったとしても、それでも良いと思っています
それもまた、その人の「世界観」であり「価値観」なので

ただ、人は「意味(理由)」を求めます。なので、「意味」がないと辛いし、頑張れない

どんなに楽しくても、どんなに喜びにあふれていても
どんなに悲しくても、どんなに絶望していても

人は、そこに何らかの意味を見出そうとする。そういう生き物なんです
 
そして、それが人間らしさでもあるし、それを求めて経験することが
天命である「人として生きる、経験する」ということだと思っています
 
 
少し話が逸れましたが・・・
小説や漫画、アニメなどの「物語」を楽しむとき
そこに私たちは「何らかの意味」を見出します
そして、生きる力に変えていく
 
その「生きる力」になっているのは、「いかに心が揺さぶられたか」
ということなんだと思います
 
なので、人にとって「心を揺さぶられる物語」は、その人の「生きる」ということと繋がっていて
その人が大事にしていること、大事にすべきところ(こと)、本質、課題などを見出しているからなんじゃないだろうかと思うのです
 
 
例えば、心に傷をもった主人公が、困難な状況や、葛藤、トラウマのようなものを抱えながら
様々なことを感じ、見出し、想って生きていく
仲間も出来るだろうし、価値観の相違で離れていく人も出るでしょうし、裏切られることもあるかもしれません
それでも絶望的な状況の中でも希望を失わず、それでも「生きる」
 
 
それに心が揺さぶられたのであれば、その状況の中に
あなたは「何かしらの大切なもの」を見出しているのだと思います
 
例えそのお話がハッピーエンドではなくても、「自分なりの命」を「自分なりに生きる」
そして、「もがいて」「抗って」・・・
 
生きる
 
そんな主人公の「生きる」ということへの執着、思い(エネルギー)を
自分自身の「生きる」エネルギーへと変換して受け取る
 
だから、「頑張ろう」という気持ちになったり、少し現実世界を見る目線(視点)が変わったりするんだと思います
もいかしたら、救いのないバットエンドのような物語であっても、読んだ後には癒やしや救いを感じる人もいるかもしれません
 
 
それが、人によっては
壮大な冒険の物語かもしれないし
成功者の歩みの物語かもしれないし
裏方で頑張る人たちの物語かもしれないし
キラキラしたお姫様が王子様と出会う話かもしれない
 
とにかく、何かしらその物語の中に「心が反応する」ということに意味があって
その物語には、気付いていない「求めていること」「課題にしていること」「目指したい生き方」なんてものがあるんじゃないかと思うのです
 
なので、人気ドラマが時代を反映しているのは
その時代に人々が抱えている問題や課題、目指している生き方を現しているから
多くの人が惹かれて人気ドラマになるのではないかと思うのです
 
 
なので、あなたが惹かれている物語があるのであれば
その物語はあなたにとっては「真実のお話」です
 
漫画やアニメなど、「現実にはないよね~」のお話だとしても
あなたの心は揺さぶられて(動いて)、そこから何かを得て「生きること」へと繋げている
 
あなたが「真実(現実)」へと変換している
 
そういうことだと思うのです
 
 

なので、現実はちょっと厳しい状況でも・・・
例えば、仕事を失って、家族もなく、将来も見通せない
絶望して、もう生きるのがしんどい


そんな状況でも、小説や漫画、アニメなどに出会ったことで
気持ちを切り替えて「よし、もう少し頑張ろう(生きていこう)」という気持ちを得られたのであれば
その物語はあなたにとって「真実」になります

その物語が「あなたにとっての真実」であり、「あなたが現実に変えた」からこそ
生きる気力(現実、リアル)に変えることができたのです
 
 
 
現代社会の私たちは、幸せなことに「満たされて」います
命を奪われる不安を抱きながら生きることもなく、衣食住が満たされていて、平和な場所で「生きる」ことができています
 
ですから、「生きること」がとても容易な感覚になってしまっている
 
だから、どうしても
「生きる意味」を求めるのだと思います
 
時間にもゆとりがあるから、考えても仕方ないことを考えたくなる
 
 
だからこそ、意味が無くても生きていく私たちは
「生きるということの意味」を探すのだと思うのです
 
生きることは「天命」であり、意味が無くても「生きる」のですから
その「生きること」の意味は「ない」のです
だから、探しても仕方ない。でも、「生きること」がある程度容易になってきているから、そこに何らかのテーマを見出したくなる
そこで、物語以外の力を借りて「テーマ」を見出そうとしたときに引き寄せてしまうのが「困難」でもあると思っています
 
 
話がまた逸れました・・・
 
 
 
とにかく、あなたが今
何らかのフィクション(物語)に心を引かれ、心を揺さぶられているのであれば
あなたが何らかを得た段階で「あなたにとっての真実(現実)」になります
 
そして、その経験をあなたが語ることで
それを聞いた誰かの生きる為の力になることもあるでしょう
 
なので、なるべくたくさんのジャンルの物語に触れること
が、あなたの「見えない未来」を生きることになると思うのです
 
あなたが、もし「明らかにそうなるであろう未来」が見えていたとしたら
自分にはこの道しかない
そう思って視野が狭まり、その他の経験が出来なくなります
 
でも、「どんな未来が自分が望む未来なのか分からない」のであれば
広い視野を持ち、それを探求していく中で、様々な経験を重ねることができます
 
そして、世の中には色んな生き方、色んな価値観があり
心を揺さぶられる物語を知ることで、全く知らなかった新しい真実があることを知ることもできます
 
全く興味が無ければ、それもまた
あなたの心を揺さぶる経験となっています
 
 
必ず、あなたはそこから何らかを得ることが出来るのです
 
誰かの講演会を聞きに行くこともそうですね
誰かの人生、出来事、考え方を知る
その人の「物語」に触れる
 
それで、自分も疑似体験をしたり、知らなかった世界を知って
心を揺さぶられて新たな視点(世界)を得る
 
 
そういうことです
 
 
 
 
私たちは、ともすると
自分たちが普段見ているものがすべての世界だと勘違いしてしまう
限られた活動範囲や見えている範囲、人間関係、価値観が自分の価値観や基準を作り上げるためのベースになってしまいます
 
これは、当たり前のことです
 
 
でも、少し視野を広げたり(ネットもそうですよね)すると
「それだけじゃ無かった」ことに気付きます
 
世の中には色んな生き方があって、様々な価値観があって、たくさんの物語がある
そして、自分が現実の中に見出すことが出来ていなかった「新たな選択肢」も見出すことができます

言葉で結論を聞いてもイマイチ伝わらないかもしれない
でも、体験談を聞けば、心が揺さぶられて自分のストーリー(物語)のようになる
 
現実の人じゃなくても良いんですよ
それを知った人が、そのストーリー(物語、生き方)の可能性に何かを感じられて
生きる力に変えることができたのであれば・・・
 
 
壁にみえていたものが、実は壁ではないことに気付けて
そこから「未来」が見えてくるのであれば
 
それが、その人の「真実」なのですから・・・
 


だから
あなたが「未来が見えない」「自分が求める世界が分からない」というのであれば
先ずは心が惹かれる(動かされる)物語を読んでみましょう
 
もしくは、最近人気の・・・とか、誰かが絶賛していたまだ見ぬ物語を
 
ファンタジーでもいいし、フィクションでもいいし、伝記や今を生きている人の物語でも
何でも良いです
 
 
そうすると、あなたが思っている以上に視野は広がっていくと思います
 
 
世の中の「真実(生き方)」はたくさんあって
それに「当たり前」が無いことに気付くでしょう
 
飽きたら飽きたで良いし、イマイチだったら他のものを選べば良い
 
一つのものにはまるのも良いですけど、そこに留まり続ける必要もありません
 
 
「これしかない」と思って、自らの道を閉ざしたくないから
「これしかない」と思って、経験を重ねずに生きていくことが嫌だから
「これしかない」と思って、視野を狭めるのが嫌だから
 
 
あなたには「明確な使命」が見えてこないのかもしれませんよ
 
 
あなたの今を、より広い視点、価値観で見直しながら
生きていくために
 
 
ワクワクしながら、色々な経験を重ね、視野を広げながら生きる為に
あなたには「これ」が無いのかもしれません
 
 
そう思えば、とても素敵な命を生きていると思えませんか?
 
 
 
 
 
ちょっと脱線が過ぎましたし
かなり長文になりましたが・・・
 
 
見えない未来は、あなたの可能性が無限であることを示している
 
そんなお話でした

ふと、これハマってたな…
そんなことを思い出したので
そんな感じがしてます

昔も今も
フィクション、ノンフィクションにかかわらず
物語は好きです

色々と知らないものを読みたいな…
そんな時間は、もしかしたら「私じゃない世界」を経験しているのかもしれないですね

あら。お得爆笑