手元にあるトランスのカタログをアップロードしました

テーマ ”トランスカタログ” にまとめてあります

 

私が一番初めに真空管の機械を作ったのは5球スーパーのキットでした

それについていたパワートランスは何だったでしょうか??たしか,JBLバックロードホーンシステムを鳴らしているチャンネルアンプの前段用に6X4整流でまだ活躍しているはずです.ブランドはSELでしょうかね〜〜

アンプとしてちゃんと作ったのは12GーB7プッシュプルのトランスレスアンプだったような気がします.そのときのOPTはサンスイのSWシリーズだったと思います(アンプから外して確かまだどこかにあるはずです)

その頃は,まだタンゴはそれほど一般的に知られておらず,ラックスは高級品で手が出ず,タムラはプロ用のため私は知りませんでした.なので,手頃でちゃんとした部品としてはサンスイがアマチュア御用達でした

父親のステレオアンプが山水のSAX−600だったせいもあり,サンスイトランスになったのかもしれません

その頃EL156のことを知りアンプを作ることを夢見て,貯金をはたきラックスのOY-36−8を父親の東京出張の時に買ってきてもらった思い出があります.それが今やっと日の目を見つつあります.はやく作らなければ!!

その後NHKの払い下げを売っていたジャンク屋に出入りするようになって,タムラトランスとの付き合いが始まりました.新品も街の部品屋でも注文で取り寄せることができたためお金に余裕のあるときはタムラを使うこともありました

その頃からタンゴトランスが怒涛の進撃を開始し始め,安いけど性能がしっかりしていて丈夫,,アマチュアはほとんどタンゴを使っていました.さらに,高性能高級品にも手を広げ,でもコストパフォーマンスの良いもの(U−808なんかその代表です)のジャンルも決して手を抜かず,アマチュアからの単品の特注にも応じるなど正に僕らの味方でした

昔はラックスも完全な特注は無理でも廃番の注文生産には1個から応じてくれるなど結構町工場的なやさしさがありましたが,途中からはカタログ商品でさえ在庫がなければ取り寄せはできなくなってしまいました.今は商売抜きのおつきあいは望めなくなってしまいましたね

それもあって高級トランス類の新品購入はほとんどしなくなり,専らジャンク屋で放送機器の外しモノや自衛隊の払い下げを漁るようになっていました.サビや汚れのある中古の山から,あっと驚くような高級品を掘り出すこともあり,真空管やトランスに限らず細かい部品までも国産のものは「まずジャンク屋で」どうしてもなければ新品を買うというスタイルにハマってしまっています

その後,沖縄に住み米軍払い下げ・ジャンクの沼にどっぷりと,,,,,

さらに今時はネット通販やオークションで妖しい(怪しい)部品が世界中に溢れています!!

こうなると特に使う予定のないものも「手に入るときに買っておく」癖がつき,はたから見るとゴミの山が築かれてしまうのです

で今回の実家の処分で苦労したのでした,,,米軍のUHF受信機や自衛隊のVHF車載トランシーバーなど断腸の思いで処分しました,,,,,は〜〜〜〜,,

そんなこんなで何となく手元に集まってきていたカタログ類を私のコレクションだけにしておくのももったいないので今回公開しました

前にも書きましたが,著作権の問題はカタログ類に関してはないと思われます

どうか皆さんのお役に立てばと思います