今回は ”Canon FD 15mm F2.8 FishEye” です
購入の経緯はよく覚えていないのですが,CanonF1用のレンズを探していて安かったので買ったような気がします
その頃はまだミラーレス一眼がなかった頃でこんなレンズ誰も買わなかったのでしょう
外見もレンズもとっても綺麗で,私の宝物の一つです
さっそく遠景から
真ん中辺をピクセル等倍で拡大してみると
コレも拡大すると
コレも拡大すると
みんな結構よく写ってますね
それに,構図によるのかあんまり魚眼らしく見えないです
つぎに,中景
これなんか「魚眼レンズ??」って感じです
ここら辺になると魚眼っぽい感じになってきます
狭いところを撮ると「魚眼レンズで撮りました!」って雰囲気になりますね
色味がやっぱりCanonで美しい!
クローズアップはどんなかというと,,,なんか楽しくていっぱい撮ってしまいました
真ん中にあるものに視線がググッと寄っていきますね
ちょっとデフォルメされますが思いっきり近くで見る雰囲気が再現されています
グルグルボケとの話をネットで見ましたが,特にそんなでもなく意外とボケ味が滑らかです
最後の猫など,丸い歪みが猫を包んでいるようであったかい絵になったと思います
逆光の場合は,,,
まんなかにホワっとゴーストが出てます
右下にゴースト
中央下に,,
放射状のゴーストが,,
基本的にゴーストは少ないようです.フレアもあまり酷くなくコントラストも良好のようです
このレンズは前にフィルターをつけることができないため,スカイライト・イエロー・オレンジ・レッドのフィルターが内蔵されていていてターレット式に交換できます.スカイライト以外のものはモノクロームフィルム用なのですが,最後にレッドを入れて撮った写真を,,,
なかなか強烈でしょ.こんな悪戯もできるレンズです
対角魚眼ということもあり,構図によっては単なる超広角レンズのような感じの絵になるレンズです
丸く歪んだ絵も「人間の眼ってこんなふうに見えているのかな〜〜」とも思えて,意外とすんなり受け入れられる気がします
私,好きです
これで単焦点レンズは終わりで,次回からはズームレンズを見ていきます
持っているレンズにはCanon EF レンズがいくつかあるのですが,それらは最後にまとめて見ていきたいと思っています.というのも,これらのレンズは電子接点のあるEFマウントアダプター(オートフォーカスや手振れ補正が可能)を介して使ってみてのレポートをしてみたいと目論んでいるからです.もう少しお待ちください