今回から広角レンズです

今までにも

Nikkor-H Auto 28mm F3.5

Distagon 18mm F4

Summaron 3.5cm F3.5

について書いてきました
また,Macro-Revuenon 35mm F2.8もマクロレンズではありますが広角レンズとしての性格が主なので見てみてください
といったわけで,コレ以外のレンズについて書いていこうと思うのですが,Angenieuxに関してはちゃんと写してみたわけでもなかったので最初にもう一度レポートしてみます
 
まず,その姿ですが
レンズは後期型でマウントはM42です
フィルター径が特殊なので変換アダプタ兼用のフードを冠せてあります
距離環に比べて絞り環がとっても軽くクリックもないのでちょっと触っただけですぐ動いてしまいます.本来の姿でしょうか??
相場よりかなり安かったのは,やや曇りがあるせいのようです.なので,以下のレポートも完璧な状態でのものではないのをご承知おきください
 
とりあえず,目の前で寝ている猫を最近距離で,,絞り開放  1/50sec  ISO400です
ピントの辺りをピクセル等倍で拡大してみます
おほほ,,猫毛のもふもふ感がたのしいです!
 
以下の写真は,基本的に絞り開放で撮ったはずですが,知らないうちに軽い絞り環が動いてしまってF4位になっている絵も混じっていますのであしからず
 
ひきつづきクローズアップの絵を,,,
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか昔の絵はがきみたいな色調ですが,しっかり解像していて美しいです
後ろのボケも広角レンズのためか割とハッキリ形が判るため注意しないとザワザワと煩わしくなります
 
次に 中景は
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
淡い色合いはより淡く,濃い色はより濃くなるような,,,
色のコントラストが広がるのでしょうか??
 
次に遠景は
中央部をピクセル等倍で拡大すると
結構ハッキリ写ってます
コレも拡大すると
バッチリです
それ以外も
噴水のところを拡大すると
水の粒が弾けてます
ちなみにシャッター速度を遅くしてみた写真を拡大すると
また違った感じですね
 
青空に色ムラが出ていますがRAWファイルを拡大して見るとそうでもなく,周辺減光のせいでグラデーションになっているところをJPEGにしたためにで目立っているようです
 
 
 
 
細部までしっかり写っています.欠点といえば周辺減光ぐらいですが,それが画面の中心に視線を誘導する効果が出ていて,あながち欠点とばかりはいえないような,,,
 
逆光の表現は
画面の中に太陽がありますが,左下に丸いゴーストが薄く出ているだけで,フレアがありますがコントラストもまずまずです
 
 
 
フレアの中の色合いが絵はがき感を醸し出しています
 
 
 
この3枚では放射状の虹色ゴーストがふりそそいでます
画面外からの強い光に弱いようですね
でも,なんか,いい感じに思えるのは私だけですかね〜
 
始めの写真と同じく画面内に太陽がありますがゴーストは真ん中右寄りに丸いのがうっすら出ていますがそれだけです
フレアがいっぱいですがシャドウの階調も意外と出ています
 

 
 
 
黒が濁っていないのでドラマチックな感じを増幅してます
 
ここまで逆光で露出オーバーだと,すごいことになっていますが,私はこの光の溢れ方も好きです
 
描写は繊細で,色合も濃いものは濃く淡いものは淡く,,現実を記録するのではなく 思い出の中に再現する といいますか,,,なかなかたのしい表現力です
 
最近買ったレンズの中では一番高額でしたが買った甲斐がありました.まんぞく まんぞく