望遠レンズの "Tamron 500mm F8 55B" ミラーレンズです
これも、Tamronのマクロレンズと同様、レンズ自体のマウントは”アダプトール2”というTamronオリジナルのもので,それをNIkonFマウントに変換する専用アダプターを介してNikonF->SonyEのマウントアダプタでα7Sにつけています
独身時代に買った超望遠です.本当はNikonのミラーレンズが欲しかったのですが高くてとても手が出ずコレになったのでした
Nikonに比べると絵はどうでしょう?
とりあえず遠景は
ピクセル等倍に拡大すると
う〜ん,,やっぱりこんなもんですかね
ほかの絵もおんなじ風で手振れはなさそうですがピントが甘いのは私のせいかもです
次に少し寄った絵は
ピントが合っていると結構スッキリした絵ですが,ピントがズレると甘い感じが,,
私の技量では「手持ちでスナップバリバリ」は無理があるかも,,,
でもまあ,超望遠は楽しいことは間違いありません
で,1.7mほどまで寄れるのでクローズアップに挑戦しました
後ろの草がざわついてちょっと不穏な空気
後ろにリングぼけがいっぱい出てますね
ピントが合ってないのでややペトっとしてますが,後ろのボケ具あいがいいですね〜私は好きです
いい感じです
色といいピント面の繊細さといい結構グッドです
ただ,明るい面のピントがズレるとちょっと塗り潰し感がでますね
あと,細かい背景の場合ボケ加減がザワザワしますが,そうでない時は意外といい感じのボケ味だと思いますがどうでしょう
それぞれの質感がよく出てます
光と影のリズム感が楽しい
光の粒はリングになってます
リングぼけがコロコロと転がってるようです
後ろにピントを合わせると
コレも後ろに合わせると
「止まれ」の字が乱視みたいです
どこにもピントが合ってないせいで夢の中の絵みたいです
この二重ボケ,ここまでだとすでにアートです
光が溢れている時の滲みが綺麗です
ゴースト・フレア出まくり,黒潰れ,,,ゲイジツと思えばなかなか得難い美です
今日のイチオシ
手持ちでのピント合わせが難しい(私がヘタなだけですが)レンズですが,それがかえって偶然の絵をもたらしてくれます
また,リングぼけや二線ぼけもここまで派手だと,もう個性として楽しんでいきたいですね
超望遠レンズは覗いているだけで別世界を見ているようでワクワクします
意外とスナップに向いてるかも,,ある程度寄れるし,,,
こんどX2のテレコンバーターをつけて1000mmF16のレンズを試してみますね
これで,望遠シリーズも終わりです
今まで紹介したものは
Telemegor 180mm F5.5
Tele-Xenar 135mm F4
でした
次回からは広角レンズを特集します