ライカレンズの無限遠がちょっとピンボケなのでは?と書きました

マウントアダプタの問題かと思い,削ってみましょうかとも思っていました

このアダプターはK&F Concept のモノなんですが,レンズとのマウント面を作っているパーツとカメラにマウントするパーツが別々になっているのです.その理由は,スクリューマウントである為レンズを固定した時に指標などが見やすい位置に来るよう位置調整をする為なのですが,,

これがそのマウント面を作っているパーツのリングです.側面が斜めになっていますが,,,

初め何のためか分からずに,「抜けにくくするためにかな?」と思い(ってよく考えると逆ですよね.つまりは考えなしに)上の写真と逆:上に広がるように付けて使っていました.今回アンダーインフ問題が浮上したため「ひょっとして」と思い,逆につけてみました

その違いは以下の通りです

まず,Elmar5cmF3.5の遠景をピクセル等倍に拡大したモノ(ピンボケ疑惑のもの)

次にアダプターリングを逆につけたモノのピクセル等倍

別の日の絵なので空気感は結構違うとも思いますが,かなりハッキリしてます

Summicron5cmF2の等倍では

 

Summarit5cmF1.5の等倍は

Summicronに比べて像が甘いものの結構シャープに写ってますね〜

遠景での暴れはこれが原因だったのでしょうか?近いところの絵ではピント面は意外とシャープだったですものね〜〜 失礼しました

 

Elmarが暗い分だけコントラストが高く,Summaritはハイスピードな分だけ甘いようですが,どっちにしろこの方が正解のようです

 

拡大する前の絵は,,

Elmar

 

Summicron

Summicronの方がすこし色あいが濃く,柔らかく滲んでいるように見えますね

 

Summarit

でも,やっぱりレトロなガラス越しの感じはしますね(ちょっと日が陰ったときでしたが)

 

このリングは横から3箇所イモネジで締めて固定するのですが,上が広がっていると締めたときに上方向に動いてしまうのでしょう.それがアンダーインフの原因だったようです

 

今回も まったくドジな私でした