随分前に買ったCD34を聴けるようにしました‼️

これは かの有名なMarantzブランドのCDプレーヤーです

買ったのは、コンデンサーの交換をしてあったり、出力用オペアンプをソケットで交換出来るようになっていたりとイロイロ手を加えてあったものでした

買った当初はよく聴いていましたが、カミさんの実家に住むようになってからは こっちに装置が無いのですっかりお蔵入りしてましたが、少し前からスピーカー(BrAun L420)や アンプ(前に紹介した CrownD75の改造アンプ) を持ってきてつないで聞いてはいましたが、、、

遂に トレーの開け閉めが出来なくなってしまいました!トレーを動かしているギアが欠けるという定番の故障です

手動で開け閉めすることにして、把手をどうしようかなど考えている時 ヤフオクで欠けたギアの交換部品を見つけました。ネットで調べると交換手順なんかも丁寧に載ってたりするのでやってみた所 復活しました

ただ、前から再生中に止まってしまったり、途中で終了したりと動きが不安定だったのですが、マニュアルを手に入れてみてもサーボの調整などは手に負えそうもなく諦めていました

下のピックアップ部を見てみるとレンズなどの可動部とアンプ部をつなぐフレキシブルケーブルの一部がフレームと干渉したのか折れて擦れてます!ここはピックアップと一体なので今となっては補修部品も手に入りませんし、あったとしてもアッシーなので高価です。仕方なく折れ癖を手で治し メンディングテープで補強して良しとしました。これで治ったと思いきや暫くするとまた症状がでます。ここが原因ならばしようがないので、藁にもすがる思いで「基板のコネクタの接触不良かも、、」と考えて抜き差ししてみると不思議に症状が治ります。でも、暫くするとまた、、なので、症状が出るたびにコネクタを、、と、やってました

また、オペアンプの交換ができることを良いことにNE5532をOPA627 2個載せ にしたりしてたのでその影響かも などと半分投げてました

ところが、今回の修理でトレーが治ったとなると「動作不安定」がどうしても悔しくて、敵わずとも蟷螂の斧 :「少なくとも中を目視で確認ぐらいは」と、、マニュアルに従ってサーボ基板をめくって見ると、、なんと!パスコンの電解コンデンサが基板の穴にリード線を通して曲げてあるだけで半田付けがされてません!推測なのですが、、このパスコンの接地側は基板の表側の銅箔に半田付けするようになっていたため、表からリード線を通し裏で曲げてから 表の半田付けをしたところで何故か「交換終わり」と勘違いして修理を終えてしまったのでは?

で、半田付けして リード線も短く切って おきました。それ以降 今のところ安定している所を見ると 原因はこれのようです(そう思いたい!)

多分、パスコンが機能しなかったため 何らかのノイズでサーボが誤動作したのではないかと、、、ソケットの抜き差しでその誤ったメモリがリセットされ治ったように見えたのでは、、と、思ってます

このCD34とアンプの間には怪しいものが挟まってます

Beyerの1:1 ライントランスです

D75改造アンプに対してはCD34の出力が大きすぎるので、Tパッドアッテネータをインピーダンスマッチングも兼ねてアーレンブラッドレーの抵抗で作って入れてあります

スピーカーは BrAun L420

です

クラシックからjazz 歌謡曲まで 楽しく聴かせてくれます