前に,クラウンのD75を改造というか部品取りにしてアンプを作っている話をしましたが,少し形になってきましたので,ご報告

アンプの内部です
まだ,プリアンプ部分ができていないのですが,スピーカーリレーとプリアンプ部分の電源,D75用の電源が完成しました
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写真の上半分が半解体状態のD75です
左下の丸いやつが115V:25VX2のトロイダルトランスで,これをショットキーバリアダイオードでブリッジ整流して30VX2を作っています(1次側はそのまま100VにつなぐとちょうどOKでした)
下の真ん中にあるユニバーサル基板はプリアンプ部分とパイロットランプ(本当はLED)用の電源でこれもショットキーバリアダイオード整流です
その右隣りがスピーカーリレー回路です.回路的にはごく単純なもので電解コンデンサーの充電時間を利用したタイマーを2SC1815のダーリントン接続で受けてリレーちょっと気張ってG2R-2-AUL)を駆動しています.パワースイッチに「断」でONになる接点があるのを利用してタイマー用のコンデンサをショートすることにより電源断時に即リレーをオフにするようにしてあります.また,リレーONの時にスピコンの隣のLEDを点灯させることにしました.
この基板の電源は30Vほど必要で,初めはプリアンプ部分と共通の電源にしようと思っていたのですが,そっちは2電源となるためこの基板のGNDがアースから浮いてしまうのが気持ち悪く,D75の+30Vをもらうことにしました
この基板は,テスト時に電源の➕➖を逆に接続してしまい「アッ」と言う間もなく煙を上げて昇天してしまいました!!!半導体は本当にデリケート,,,真空管なら電源逆くらいではビクともせず只動かないだけなんですけど,,,3端子レギュレータと2SC1815が2個お亡くなりになっていました..ごめんなさい..これからは気をつけます!実は実家の方でプリアンプをいじった時にもこの逆接続をやってしまったのですが,その時は真空管のせいもあって「???,あっそうだ!!!」で済んでいたのでした.全く懲りない私です,,が,,,今回でしっかり懲りました!金額的には200円以下の損害ですが,長町まで買いにいく手間と電車賃,修理の手間,心の傷...
完成時の配線のチェックだけでなく,接続する時はクドイほどチェック!!!
で今回はその配慮が良かったのか,途中で何回も間違いを発見できました!(私って本当に慌てものなんです!!)

アンプの前面は,,
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左から,,
パワースイッチ(パイロットランプ内蔵),スピーカーコネクター(スピコン),アッテネータ(東京光音電波:2CP-2508-SのAカーブ100Kオーム),入力セレクタ(BTS規格品:2回路3接点),RCAピン入力(ステレオ3回路)
です
入力コネクターはキャノンにしようかとも思いましたが,3回路入れるとパネルが狭くなってしまうので,RCAにしました.
スピコンの右に小さくLEDが覗いていますのが見えるでしょうか?リレーがONになると黄色く光ります

完成までまだかかりますが,完成した暁にはちゃんとご報告しますね