ロシア製の6N23P(6H23Π)を買いました。構造は6DJ8の脇が開いている感じで6N1Pと似ていますが,グリッドの支柱がガッチリしているような感じです。4本買ったのですがみんな合格圏内でそのうち1本は両ユニットともかなり近い値でユニットペアといってもいい感じでした。それ以外もそれほどの違いは無くOKです。音は,,,ちょっとシャリシャリした音でボーカルの「シャ,シ,シュ,シェ,ショ」が気になる感じです。4本のうち2本は管を弾くと『しゃり~~~ん』と鈴のような音が鳴ります!グリッドワイヤーが振動しているのでしょうか?シャリシャリ感は4本とも同じなのでこの共振とは関係ないのでしょう。どっちにしてもちょっと疲れる音ですが,エージングしてみての結果待ちです。あと,GEの6DJ8もあったので聞いてみましたが,もっこりした6N23Pの逆の音です。
このYAHAあんぷは真空管の違いをはっきり出してしまう所があるみたいで,おもしろいですね!ギリギリの低電圧/低電流動作で個性の違いが際立ってしまうようです。But これは標準動作ではないのでYAHA以外の動作環境での性格の違いではないと思います。どっちにしても,あんまり使うことのなかったECC88で遊べて面白い経験ができました。(E288CCなんかは道楽がすぎますが,,,なんせ高くて!! ほかのことにも使ってみましょうか? E88CC>KT66>E80CC PP のプリがあるのでその初段でも)